マクラーレンF1、平川亮に加え、パト・オワードと2024年リザーブドライバー契約
マクラーレンF1チームは、アロウ・マクラーレン・インディカーチームのドライバー、パト・オワードが、2024年F1リザーブドライバーの一員になることを発表した。
メキシコ出身24歳のオワードは、2020年にアロウ・マクラーレンに加入。これまでF1マシンでのテストも行っており、2021年型F1マシンMCL35Mでのドライバー育成テストに何度か参加、2021年にはアブダビでのヤングドライバーテスト、2022年にはアブダビGPのFP1に出場した経験を持つ。今週末のアブダビGPでも、マクラーレン・ドライバー育成プログラムの一環として、FP1でランド・ノリスのマクラーレンMCL60を走らせ、11月28日に同地で行われるタイヤ&若手テストにも参加する。
2024年にオワードは、アロウ・マクラーレンでNTTインディカー・シリーズに参戦しつつ、F1リザーブドライバーの役割も果たすことになる。
マクラーレンF1チームのチーム代表アンドレア・ステラは、「パトは、NTTインディカー・シリーズで印象的なシーズンを送り、ドライバー育成におけるテストでも良いパフォーマンスを発揮した」と述べた。
「彼はFIAスーパーライセンスの資格を得ており、次なるステップに進むのが自然なことだと感じた」
「拡大されたカレンダーのなかで、必要に応じて依頼できるよう、多数のリザーブドライバー要員を確保しておくことが賢明である。この新しい役割において、彼がさらに進歩する姿を見ることを楽しみにしている」
オワードは、「マクラーレン・レーシング・ファミリーにおける新しい役割を担うことになり、興奮している」とコメントした。
「マクラーレンF1チームでは、これまで多くの時間を過ごしてきた。フリープラクティスで走り、何度かテストにも参加してきたんだ。F1マシンに乗れる機会があるなら、それは決して悪い日ではないと、僕は常に言い続けてきた。来年、アロウ・マクラーレンでのレース活動と並行して、F1リザーブドライバーのひとりに加わることを楽しみにしている。この機会をくれたアンドレアと(CEO)ザク(・ブラウン)に感謝する」
マクラーレンは、9月のF1日本GPの週末、今年WEC世界耐久選手権とスーパーフォーミュラに参戦した平川亮と、ドライバー育成プログラムの一環として2024年F1リザーブドライバー契約を結んだことを発表した。平川はすでにマクラーレンF1マシンでの初テストを済ませている。2024年、平川は、引き続きTOYOTA GAZOO RacingからWECに参戦、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定マシン『GR010ハイブリッド』8号車を走らせ、同時にマクラーレンF1リザーブドライバーの役割を務めることになる。
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