上林誠知、中島宏之ら4選手が加入 積極補強の中日に期待される”再生工場”として役割
上林は中日で再起できるか注目が集まる(C)Getty Images
中日は戦力外通告を受けた巨人の中島宏之、ソフトバンクの上林誠知、阪神の山本泰寛と板山祐太郎の獲得を11月24日に発表した。中日は2023年シーズン、12球団ワーストの390得点。小笠原慎之介(7勝12敗)、柳裕也(4勝11敗)、髙橋宏斗(7勝11敗)、涌井秀章(5勝13敗)と10敗した投手が4人も誕生した背景には、抑えても点が取れないことが挙げられる。とにもかくにも得点力不足の解消は喫緊の課題であり、4人の打者を獲得したことは頷ける。
【関連記事】立浪中日が動いた! 中島宏之、上林誠知を獲得した「狙い」 そして待たれる貧打解決の「切り札」との契約
しかし、今回加入した4選手は一度他球団から戦力外を告げられており、戦力として計算できるのかは未知数。適切な補強だったのかはシーズンが始まらないと何とも言えない。
とはいえ、2023年シーズンは現役ドラフトで加入した細川成也が24本塁打を放つなど飛躍を遂げており、4選手が輝く可能性は十二分に考えられる。
細川はDeNA時代に将来の4番候補として期待されていた逸材。高卒1年目で5打数2本塁打という鮮烈なルーキーイヤーとなったが、その後は伸び悩んだ。中日に加入してからは和田一浩打撃コーチにその潜在能力の高さを見出され、今シーズンの覚醒につながった。
和田コーチの指導の下、4選手が一気に化ける未来は想像できる。中でも、2018年に22本塁打を放った実績の通り、上林は長打力を持ちながらもアベレージを残せる巧打者であり、細川と被る部分もある。
新天地での刺激が飛躍のきっかけになるのは、ソフトバンクから移籍した田中正義(日本ハム)や大竹耕太郎(阪神)の成績を見てもわかるだろう。和田コーチの指導の下、新天地で上林がどのような成長を見せるのか今から楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
Copyright © CoCoKARAnext All Rights Reserved.
「中日」をもっと詳しく
「中日」のニュース
-
【16日の予告先発】中日・梅津晃大—阪神・西勇輝5月15日21時30分
-
粘りの虎や 延長11回に近本が決勝タイムリー 7回無失点の大竹、リリーフ陣の力投報われた5月15日21時15分
-
【阪神】1—0で延長制す 11回に近本光司の一打で待望の決勝点 「悩みの種」3番が投手戦にケリ5月15日21時14分
-
【ファーム情報】楽天ドラ6・中島が3安打 西武のベテラン栗山2安打 中日・岡田が1勝目5月15日20時39分
-
【中日】守護神のライデル・マルティネスが9回無死二塁から登板 火消し成功にガッツポーズ5月15日20時31分
-
中日・小笠原 かわいそうすぎる... 登板時の連続イニング無得点が「38」に 無援のまま9回無死で降板5月15日20時14分
-
【阪神】大竹耕太郎が7回無失点の好投 援護なく白星は逃す5月15日20時5分
-
【中日】中田翔が8回の守備からベンチに退く 第1打席で自打球5月15日20時1分
-
「俺だったら遊ばせる」高木豊氏が示した 2軍落ちした阪神サトテルの”再生法”とは5月15日18時11分
-
【阪神】渡辺諒が「6番・三塁」で昇格即スタメン 1番は2戦連続で森下翔太 …スタメン発表5月15日17時39分