「俺だったら遊ばせる」高木豊氏が示した 2軍落ちした阪神サトテルの”再生法”とは

2024年5月15日(水)18時11分 ココカラネクスト

高木豊氏

 阪神のロマン砲・佐藤輝明が5月15日に登録抹消となった。代わって渡辺諒が昇格した。

 佐藤は5月14日に行われた中日戦(豊橋)の8回に自身の捕球ミスをきっかけとして、失点につながっていた。今季はここまで35試合に出場、打率.209、3本塁打、17打点。三塁手としてリーグワーストとなる失策「6」を記録していた。

【佐藤輝明2軍降格】痛恨失策で中日に逆転負け『俺がコーチなら〇〇させる︎』高木豊が阪神 佐藤輝明を指導するなら

 佐藤の状態に関しては球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は5月15日に自身のYouTubeチャンネルに「【佐藤輝明2軍降格】痛恨失策で中日に逆転負け『俺がコーチなら〇〇させる!!』高木豊が阪神 佐藤輝明を指導するなら!?」と題した動画を更新。苦戦が続く佐藤に関して独自の視点で再生法を語っている。

 佐藤は14日の試合、2−1で迎えた8回無死二塁の場面、田中幹也が試みた犠打を捕手の坂本誠志郎が三塁に送球。通常であればアウトになる場面だったが、ここで佐藤がまさかの落球で痛恨の失策。無死一、三塁にピンチが拡大。リズムを崩した先発の村上がカリステに同点打を献上、さらに石川昂弥に勝ち越し打を浴び、逆転を許す結果となった。

 佐藤に関して、動画内でこれまでも度々助言を行ってきた高木氏も佐藤の2軍落ちに関しては「1回リフレッシュしたほうがいいな」と打撃含め、見直しを求めた。

 また佐藤の守備に関しては「下手じゃないけど、雑」とコメント。打撃含め、細かいところを求めるのではなく、「ある程度目をつぶり、ある程度容認しないと(育成)できない」と起用する首脳陣にも寛容さを求めるシーンもあった。

 その上で守備上達に関しては「俺だったら、遊ばせるな」とコメント。

 具体的には練習で全部ハーフバウンドでとらせたり、逆シングルで捕球させるなど、遊び心を交えての練習で堅さを取ることも有効ではないかという見方を示した。佐藤の性格も踏まえて、がちがちに固めるのではなく、楽しく基本が身に着くような方法を模索していくのもありとした。

 一方で今回降格となったが、佐藤に関して「ファームの選手じゃない」として、最短での昇格を期待する場面もあった。

 チームにしても得点力が課題とされる中で長打力を持つ佐藤は、本来、中軸として暴れまくってもらわないといけない選手でもある。

 岡田彰布監督からの愛のムチをどう糧とするか。今後の取り組みも注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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