リチャーリソンが2発! “優勝候補”ブラジルが圧巻の内容で白星発進
サッカーキング2022年11月25日(金)5時57分
FIFAワールドカップカタール2022・グループH第1節が24日に行われ、ブラジル代表とセルビア代表が対戦した。
今大会の優勝候補筆頭に挙げられる“王国”ブラジルは、2002年以来となる優勝を見据え、FWネイマールをインサイドハーフ気味に起用し、最前線にFWハフィーニャ、FWリチャーリソン、FWヴィニシウス・ジュニオールの3選手を並べた。一方、“ピクシー”ことドラガン・ストイコヴィッチ監督が率いるセルビア代表は、コンディション面に不安を抱えていたFWミトロヴィッチ、MFサシャ・ルキッチが先発出場。初のグループリーグ突破を目指すべく、重要な初戦に臨んだ。
立ち上がりは個の力を全面に出して圧力を強めようとするブラジルに対し、セルビアも球際で強さを見せて応戦。ブラジルは13分、ヴィニシウスのスピードを生かした突破からCKを獲得し、キッカーのネイマールが直接ゴールを狙ったが、これはGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの牙城を崩すことはできなかった。
思うようにゴールへと迫らせてもらえないブラジルは、ネイマールやカゼミーロがミドルレンジからゴールを狙っていくと、27分には相手陣内に侵入していた最後尾のチアゴ・シウヴァからボックス左のヴィニシウスへスルーパス。しかし、素晴らしい飛び出しを見せたGKにヴィニシウスの鼻先でボールを掻き出された。
徐々にゴールへと迫り始めたブラジルは35分、ルーカス・パケタとのワンツーでハフィーニャがボックス中央に侵入。左足でシュートを放ったが精度と威力を欠いたボールはGKに処理された。得点機はあったものの、セルビアも粘りを見せて0-0のまま試合を折り返した。
迎えた後半開始直後、ブラジルはハフィーニャが相手ボックス付近でボールを奪い取りフィニッシュまで持ち込んだが、またしてもGKがセーブ。55分にはヴィニシウスのセンタリングにボックス中央のネイマールが左足で合わせるが、シュートは枠を外れた。さらに60分、アレックス・サンドロが遠めの位置から左足を振り抜くと、低い弾道の無回転ミドルが左ポストを直撃する。
すると62分に待望の先制点がブラジルに生まれる。ゴール正面の位置でボールを受けたネイマールがボックス左に侵入すると、縦に持ち出したボールをヴィニシウスが右足でシュート。これはGKが辛うじてセーブしたが、ゴール前にこぼれたボールをリチャーリソンが押し込んだ。
セルビアもFWドゥシャン・ヴラホヴィッチらを投入し、セットプレーなどからゴールに迫る場面を作り出したが、ゴールネットを揺らしたのはまたしてもブラジルだった。73分、左サイドでボールを持ったヴィニシウスがボックス中央のリチャーリソンにパスを送ると、ボールをコントロールしきれなかったものの、浮いたボールを反転から右足でシュート。華麗なボレーがゴール左に決まり、ブラジルがリードを広げた。
攻撃の手を緩めないブラジルは、81分にカゼミーロがクロスバー直撃のシュートを放つと、82分に途中出場のロドリゴ、83分には同じくフレッジがボックス近辺から立て続けにシュートを放ち、ゴールを脅かした。その後もピッチに送り出された多才な攻撃陣がゴールに迫り続け、試合はブラジル代表が2-0で勝利。足を痛めて交代したネイマールの状態が気になるところだが、20年ぶりの優勝に向けて王国が上々のスタートをきった。
次戦、ブラジル代表は同じく白星スタートを切ったスイス代表と、セルビア代表はカメルーン代表と、28日に対戦する。
【スコア】
ブラジル代表 2-0 セルビア代表
【得点者】
1-0 62分 リチャーリソン(ブラジル代表)
2-0 73分 リチャーリソン(ブラジル代表)
【スターティングメンバー】
ブラジル代表(4-3-3)
GK:アリソン
DF:ダニーロ、マルキーニョス、T・シウヴァ、A・サンドロ
MF:カゼミーロ、L・パケタ(75分 フレッジ)、ネイマール(79分 アントニー)
FW:ハフィーニャ(87分 マルティネッリ)、リチャーリソン(79分 G・ジェズス)、ヴィニシウス(75分 ロドリゴ)
セルビア代表(3-4-3)
GK:V・ミリンコヴィッチ
DF:ミレンコヴィッチ、ヴェリコヴィッチ、パヴロヴィッチ
MF:ジヴコヴィッチ(57分 ラドニッチ)、ルキッチ(66分 ラゾヴィッチ)、グデリ(57分 イリッチ)、ムラデノヴィッチ(66分 ヴラホヴィッチ)
FW:タディッチ、ミトロヴィッチ(83分 マクシモヴィッチ)、S・ミリンコヴィッチ
今大会の優勝候補筆頭に挙げられる“王国”ブラジルは、2002年以来となる優勝を見据え、FWネイマールをインサイドハーフ気味に起用し、最前線にFWハフィーニャ、FWリチャーリソン、FWヴィニシウス・ジュニオールの3選手を並べた。一方、“ピクシー”ことドラガン・ストイコヴィッチ監督が率いるセルビア代表は、コンディション面に不安を抱えていたFWミトロヴィッチ、MFサシャ・ルキッチが先発出場。初のグループリーグ突破を目指すべく、重要な初戦に臨んだ。
立ち上がりは個の力を全面に出して圧力を強めようとするブラジルに対し、セルビアも球際で強さを見せて応戦。ブラジルは13分、ヴィニシウスのスピードを生かした突破からCKを獲得し、キッカーのネイマールが直接ゴールを狙ったが、これはGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの牙城を崩すことはできなかった。
思うようにゴールへと迫らせてもらえないブラジルは、ネイマールやカゼミーロがミドルレンジからゴールを狙っていくと、27分には相手陣内に侵入していた最後尾のチアゴ・シウヴァからボックス左のヴィニシウスへスルーパス。しかし、素晴らしい飛び出しを見せたGKにヴィニシウスの鼻先でボールを掻き出された。
徐々にゴールへと迫り始めたブラジルは35分、ルーカス・パケタとのワンツーでハフィーニャがボックス中央に侵入。左足でシュートを放ったが精度と威力を欠いたボールはGKに処理された。得点機はあったものの、セルビアも粘りを見せて0-0のまま試合を折り返した。
迎えた後半開始直後、ブラジルはハフィーニャが相手ボックス付近でボールを奪い取りフィニッシュまで持ち込んだが、またしてもGKがセーブ。55分にはヴィニシウスのセンタリングにボックス中央のネイマールが左足で合わせるが、シュートは枠を外れた。さらに60分、アレックス・サンドロが遠めの位置から左足を振り抜くと、低い弾道の無回転ミドルが左ポストを直撃する。
すると62分に待望の先制点がブラジルに生まれる。ゴール正面の位置でボールを受けたネイマールがボックス左に侵入すると、縦に持ち出したボールをヴィニシウスが右足でシュート。これはGKが辛うじてセーブしたが、ゴール前にこぼれたボールをリチャーリソンが押し込んだ。
セルビアもFWドゥシャン・ヴラホヴィッチらを投入し、セットプレーなどからゴールに迫る場面を作り出したが、ゴールネットを揺らしたのはまたしてもブラジルだった。73分、左サイドでボールを持ったヴィニシウスがボックス中央のリチャーリソンにパスを送ると、ボールをコントロールしきれなかったものの、浮いたボールを反転から右足でシュート。華麗なボレーがゴール左に決まり、ブラジルがリードを広げた。
攻撃の手を緩めないブラジルは、81分にカゼミーロがクロスバー直撃のシュートを放つと、82分に途中出場のロドリゴ、83分には同じくフレッジがボックス近辺から立て続けにシュートを放ち、ゴールを脅かした。その後もピッチに送り出された多才な攻撃陣がゴールに迫り続け、試合はブラジル代表が2-0で勝利。足を痛めて交代したネイマールの状態が気になるところだが、20年ぶりの優勝に向けて王国が上々のスタートをきった。
次戦、ブラジル代表は同じく白星スタートを切ったスイス代表と、セルビア代表はカメルーン代表と、28日に対戦する。
【スコア】
ブラジル代表 2-0 セルビア代表
【得点者】
1-0 62分 リチャーリソン(ブラジル代表)
2-0 73分 リチャーリソン(ブラジル代表)
【スターティングメンバー】
ブラジル代表(4-3-3)
GK:アリソン
DF:ダニーロ、マルキーニョス、T・シウヴァ、A・サンドロ
MF:カゼミーロ、L・パケタ(75分 フレッジ)、ネイマール(79分 アントニー)
FW:ハフィーニャ(87分 マルティネッリ)、リチャーリソン(79分 G・ジェズス)、ヴィニシウス(75分 ロドリゴ)
セルビア代表(3-4-3)
GK:V・ミリンコヴィッチ
DF:ミレンコヴィッチ、ヴェリコヴィッチ、パヴロヴィッチ
MF:ジヴコヴィッチ(57分 ラドニッチ)、ルキッチ(66分 ラゾヴィッチ)、グデリ(57分 イリッチ)、ムラデノヴィッチ(66分 ヴラホヴィッチ)
FW:タディッチ、ミトロヴィッチ(83分 マクシモヴィッチ)、S・ミリンコヴィッチ
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