米帰りの同級生もコースで祝福 天本ハルカが驚く“初Vムード”「インスタやラインに…ビックリ」

2024年4月30日(火)17時0分 ALBA Net

勝みなみに祝福してもらった天本ハルカ(撮影:岩本芳弘)

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<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇30日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

先週の「パナソニックオープンレディース」でツアー初優勝を挙げた天本ハルカには、直後に迎えるメジャー大会で噛みしめたい思いがある。「優勝した後の試合はどんな気持ちでスタートするのか想像できない。そんな初めても楽しみたいです」。前週優勝者として恥じない戦いをするつもりだ。


最終スコアがトータル19アンダーと無我夢中で伸ばしまくった3日間を終え、今では勝利の実感も湧いてきているという。それは周囲からの祝福メッセージの数からも感じられる。「インスタグラムやラインにたくさんメッセージが届くのが、優勝してから一番の驚きです。たくさんもらいすぎて私自身がビックリしてるくらい」。そのひとつひとつに返信をしているが、「把握できないくらい」というほどの数で追いつかないほど。茨城に入っても、うれしい悲鳴は止まらない。

指導を受ける伊澤利光にも電話で報告。「みんなで乾杯してます、という感じでした(笑)。『初優勝おめでとう』という言葉をいただいてうれしかったですね」。その言葉を受け、テレビ観戦していた師匠には「頑張ります」と返事をした。来週は地元の福岡県で「RKB×三井松島レディス」が行われる。そこで顔を合わせた時、改めてよろこびを分かち合うことになりそうだ。

前日は、初優勝に向け一緒に戦った山下慶弘キャディらと、居酒屋でささやかな祝勝会も行った。「みんな疲れて休みたいということもあったので、盛大にというわけではないけど、いつもは控えている海鮮も食べてリフレッシュできました」。そんな心地よい疲労感と充実感も原動力になる。

これが今大会3度目の出場となるが、20位だった2022年、そして32位だった昨年はともに西コースの開催だったため、東コースを回るのは初めて。「ラフの深さもあるし、今週はグリーンがかなり難しい。速さも硬さもあって止まりづらいし、先週のようにスコアは出ないと思う」というのが、その印象だ。とはいえ「もともと耐えるゴルフが好き」という自負もある。臆することなくメジャーセッティングに立ち向かっていく。

練習日だった30日(火)にはコースに到着するとすぐに、米国ツアーから戻ってきた同じ九州出身の勝みなみから『おめでとう、ずっと応援していたよ』と声をかけられ、盛り上がった。ジュニア時代から同じ試合でプレーし、練習ラウンドも一緒に回るなど仲良しの2人。笑顔で話し込む姿も印象的だった。

先週はメジャー前哨戦ということもあり、試合のなかで調整するという意識も持ちながらプレー。それもしっかりと生かしたい。師匠からはいつも『このまま突き進んで欲しい』という言葉をかけられている。メジャー舞台で目指すのは、もちろん2週連続となる勝利だ。(文・間宮輝憲)


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