ベルトラン・バゲット、スーパーGT第8戦富士を最後にホンダ陣営からの離脱を明かす

AUTOSPORT web2021年12月1日(水)18時15分

 12月1日、これまで長年スーパーGT GT500クラスでホンダのドライバーのひとりとして活躍してきたベルトラン・バゲットが、2021年限りでホンダから離脱することを自身のTwitter(@BerBaguette)で明かした。今後については「近いうちに」発表するとしている。


 ベルギー出身のバゲットは、2009年までヨーロッパでフォーミュラを戦い、2010〜2011年にはアメリカでインディカー・シリーズに参戦。その後ヨーロッパへ戻りWEC世界耐久選手権に参戦すると、2013年にはLMP2クラスのチャンピオンを獲得した。


 その実績を引っさげ、日本でのキャリアアップを求めたバゲットは2013年オフのセパンでスーパーGTテストに参加。2013年にEPSON NAKAJIMA RACINGのシートを獲得すると、2018年までNAKAJIMA RACINGの一員としてGT500クラスに参戦。2015〜16年にはスーパーフォーミュラにも参戦した。


 2019年からはREAL RACINGに移籍し、2021年はチャンピオン争いも展開。スーパーGTでの活動の他にも、ホンダNSX GT3をドライブし、インターコンチネンタルGTチャレンジに参戦するなど、ホンダのドライバーとして活躍してきた。


 しかし12月1日、バゲットは自身のSNSを更新し、2021年限りでホンダから離れることを明かした。


「8年間をともに過ごしてきたが、富士が僕にとってホンダドライバーとして最後のレースになった」とバゲット。


「たくさんのことを学び、多くの友人ができ、素晴らしい思い出ができた」


「ページは変わり、僕は将来の計画について近いうちに投稿するつもりだ。ホンダ、NAKAJIMA RACING、REAL RACING、JASモータースポーツには僕に尽くしてくれたことへの感謝を伝えたいし、みんなの将来が良いものになるよう願っているよ」

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