大谷翔平の移籍先”最終候補”に残ったブルージェイズ MLB公式サイトも「非常に理にかなっている」と指摘するわけ
いよいよ大詰めを迎えつつある大谷の去就、判断やいかに(C)Getty Images
フリーエージェント(FA)大谷翔平争奪戦に最終候補としてドジャース、ジャイアンツ、エンゼルス、ブルージェイズ、カブスの5球団が残ったと複数の米メディアが報じている。
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現地では依然としてドジャースが最有力だという見方が強いが、対抗馬として当初は“ダークホース”だったブルージェイズの勢いが増しているという。MLB公式サイトは「ブルージェイズがオオタニを獲得するのにふさわしい理由」というタイトルで記事を配信し、対抗馬に挙がる理由を解説している。
同サイトは「2023年、ブルージェイズは左打者の打数がリーグワースト3位、本塁打数がワースト4位だった。また、主力の左打者のうちブランドン・ベルトとケビン・キアマイヤーの2人がフリーエージェントになっている」と、左の強打者が少ないチーム事情を指摘。また、ベルトがFAとなったことでDHが空くことから「ア・リーグトップの本塁打数を記録したエリート左打者以上に、ラインナップに加えるのに適した選手はいるだろうか」とチームの補強ポイントに合致するという見解を示した。
また、大谷は来季打者に専念すると見られ、投手復帰は25年になる見通しだが、同サイトは「ブルージェイズはオオタニがマウンドに立たなくても、来シーズンを乗り切れるよう、他のチームよりもうまくセットアップされている。トロントのローテーションは2023年には信じられないほど安定していた」と記載。さらに、「トロントがオオタニの投手力をより必要とするのは、ユウセイ・キクチがフリーエージェントとなり、バシットが36歳になる2025年である。つまり、その時期はオオタニの回復時期とうまく合致するのだ」と、チームの投手事情と大谷が復帰するタイミングが合致している点も理由に挙げていた。
他にも理由を挙げてブルージェイズの獲得可能性を指摘したが、同サイトは「トロントが実際に大谷を獲得できる可能性はわからない。しかし、この組み合わせは非常に理にかなっている」と記載。ブルージェイズへの“サプライズ移籍”はあるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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