ポルシェ・ペンスキー、WECとIMSAのドライバーを一部入れ替え。王者キャメロンが北米復帰へ
ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、WEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のドライバーラインアップを一部変更することを確認。マット・キャンベルとデイン・キャメロンのシートが入れ替えられることとなった。
今季2023年のウェザーテック選手権にフェリペ・ナッセとのコンビで参戦し、今年デビューした『ポルシェ963』で第8戦ロード・アメリカのレースウイナーとなったキャンベルは来年、WECのハイパーカークラスにフル参戦する。彼は5号車のチームに合流し、フレデリック・マコウィッキ、ミカエル・クリステンセンとともに2024年シーズンのフルキャンペーンを行う予定だ。
一方、3度のIMSAチャンピオンであるキャメロンは、7号車ポルシェでナッセととともにウェザーテック・スポーツカー選手権のフルシーズン・キャンペーンを行うため、アメリカに戻ることとなった。
両ドライバーのスワップの裏でWECの6号車とIMSA GTPクラスの6号車はどちらも影響を受けず、前者はローレンス・ファントール/アンドレ・ロッテラー/ケビン・エストーレ組が、後者はマシュー・ジャミネとニック・タンディが引き続きドライブする予定だ。
なお、ファントールとエストーレは、IMSA開幕戦のデイトナ24時間レースで6号車の“助っ人”として、今年2勝を挙げたジャミネ/タンディ組に合流する。姉妹車の7号車にはキャンベルとジェセフ・ニューガーデンが加わり、ナッセ/キャメロン組の新しいコンビとカルテットを形成することになっている。
「我々はドライバー・スクワッドを論理的に変更した」と語るのは、ポルシェのモータースポーツ責任者であるトーマス・ローデンバッハ。
「私たちの目標は、ふたつの主要なチャンピオンシップに参戦するための全体的なパッケージを最適化することだ」
「これは車両やチームプロセス、コックピットクルーにも当てはまる」
「2023年シーズンはIMSAで最終戦までシリーズタイトルを争った。ゆえに2024年に対する我々の期待は高く、アメリカ、ル・マン、そしてWECをリードしたいと考えているんだ」
今シーズンのウェザーテック・スポーツカー選手権でシーズン最多の3勝を挙げたポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、TOYOTA GAZOO Racingに支配されたシーズンを経て、トップカテゴリー復帰2年目となる2024年のWECで躍進的な初勝利を目指すことになる。
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