アロンソ「ダカールを楽しむ準備はできているが、勝利を目指せるレベルではない」
フェルナンド・アロンソは1月に参戦するダカールラリーでの勝利のチャンスについては見込み薄だとしており、過酷なダカールラリーでの経験はないので、チャンスは限られるだろうと語っている。
アロンソは2019年のスケジュールのなかでインディ500は予選で敗退したものの、トヨタから参戦したル・マン24時間では2度目の優勝を飾り、WEC世界耐久選手権での任務を締めくくった。
モータースポーツで新たな冒険を求め続ける2度のF1王者であるアロンソは、2020年5月のインディ500に再挑戦する前に、サウジアラビアの砂と埃による荒れたコースでの2週間の戦いに向けて準備中だ。アロンソが駆るのは、TOYOTA GAZOO Racingのハイラックスで、コドライバーはマルク・コマだ。
日程が迫る砂漠での走行に向け準備はできているかと聞かれたアロンソは、準備はできているがこれは勝利への挑戦ではないと語った。
「ダカールラリーへ行って経験を楽しむのかと言われたら、答えはイエスだ」と12月6日のパリで行われたFIA授賞式でアロンソは語った。
「そこで最大限の走行をするのかと言われれば、それもイエスだ。だけどダカールでの勝利という観点で言えば、僕はまだ準備ができているとは思わない」
「自分が経験不足であることは承知している。僕がこれまで挑戦したインディやル・マン、デイトナといった他のレースでは、優勝を目指せるレベルの競争力が自分にあると感じていた」
「ダカールでの自分はそのレベルにいるとは思わない。だから地に足をつける必要がある。でも色々な戦略を試すよ。僕は最速にはならないかもしれないけれど、うまくいけば最後には良い順位につけられるだろう」
アロンソは、2020年の主な目標がインディ500であることを再度強調した。だがまだアロンソはどのチームから参戦するか決定していない。
「2020年のインディ500に参戦するつもりだ。それこそ僕が勝ちたいものであり、僕にとっての最優先事項だ」
「競争力を確保するために、ベストな可能性を検討する必要があるだろう。2019年は十分な競争力もなく、準備もできていなくて残念だった」
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