阿部巨人 石川も逃がしFA2連敗 菅野の穴はどう埋める?期待される「若手のプロスペクト」
阿部監督の日本一へのかじ取りも注目となる(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
今オフ、FA戦線に積極的に乗り出していた巨人は、獲得に乗り出していた石川柊太のロッテ入りが決まったことで、阪神に残留が決まった大山悠輔に引き続き、2連敗となった。
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残るは石川と同じくソフトバンクからFA宣言、獲得を目指している甲斐拓也の判断に注目が高まる。
またチームにおいては来季の課題の一つに今季15勝とリーグ最多勝に輝いた菅野智之がメジャー挑戦で海を渡ることで、エースの穴をどう埋めていくのかも焦点となる。
その点において石川獲得に動いていたが、ご縁がなかったことで振り出しに戻った。
ただ、そこまで心配する必要もなさそうだ。
今季4季ぶりのリーグ優勝を果たした巨人では阿部慎之助監督の方針もあり、多くの若手投手に先発の機会を与えた。
先発ローテーションの軸を務めノーヒットノーランも達成した戸郷翔征、成長が認められる山崎伊織などのほかにもドラ1右腕、堀田賢慎、赤星優志、日本人左腕では侍ジャパンでも存在感を発揮した井上温大、横川凱、シーズン終盤に先発した西舘勇陽、社会人出身左腕の又木鉄平など若手の有望株も多い。
桑田真澄2軍監督も先のテレビ出演の際にこれら若手投手陣が菅野の穴を埋めてくれると期待を寄せていた。実際に守りの野球を掲げて始まった今シーズン、捕手出身の阿部慎之助監督の教えも実り、チーム防御率はリーグトップの2.49と大きく改善した。
菅野が今季マークした15勝を一人で埋めることは難しいだろうが、才能豊かなプロスペクトがチームには多いとあって、逆に切磋琢磨の意識が高まり、必然的に投手力の底上げとなることも十分予想できる。
日本一を目指すチームの来季の先発ローテーションの顔ぶれも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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