マクラーレンF1「スポンサー獲得のため、エンジンサプライヤーの変更もやむを得なかった」
マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが、2017年の成績では新しいスポンサー契約を結ぶことは難しく、来年大きく進歩するという可能性を示すためには、パワーユニットを変更する必要があったと語った。
2015年にマクラーレンとホンダのパートナーシップが復活、長期計画のもと、ともにF1でトップに立つことを目指してきたが、3年にわたり低迷から抜け出せず、ついに2017年末で契約を終了するという決断が下された。2018年からマクラーレンはルノーのパワーユニットを搭載する。
約35年にわたってマクラーレンを率いてきたロン・デニスが、役員会からの要求でマクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの座から退いた後、ブラウンは2016年11月にマクラーレンに加入、エグゼクティブディレクターの職に就いた。
ブラウンは過去にF1でさまざまなスポンサーシップ契約をまとめた実績を持つ人物で、マクラーレンとしばしば仕事をしてきた経験を持ち、ジョニー・ウォーカー、GSK、ヒルトン、レノボ、シャンドン、NTTといったスポンサーとの契約をもたらした。彼が1995年に創設したマーケティングエージェンシーJMIはその後、業界でも最大の企業に発展した。
しかしそのブラウンであっても、2017年のマクラーレン・ホンダの状況では、スポンサーを獲得することは難しかったという。2017年、チームは序盤7戦はノーポイント、シーズン終了時点で30点獲得にとどまり、10チーム中ランキング9位に沈んだ。
「私はこの分野での経験がある人間だが、今シーズン中は問題を抱えており、シーズン中に新しいパートナーを見つけるのは無理であることは分かっていた」とブラウンはAuto Motor und Sportに対して語った。
「来年は状況は良くなるという話をスポンサー候補に信じてもらうことはできなかった。それも、新しいエンジンサプライヤーとの契約が必要だった理由のひとつだ」
「状況を変えようとしていること、今のドライバーを維持できるということを証明する必要があった。人々は今もマクラーレンへの信頼を失っていない。誰もがルノーを信じ、(フェルナンド・)アロンソを信じ、(ストフェル・)バンドーンを信じている」
「いまは新しいスポンサー候補との話し合いは非常に順調に進んでいると申し上げることができる」
「マクラーレン」をもっと詳しく
「マクラーレン」のニュース
-
【順位結果】2024年F1第8戦モナコGP決勝5月27日0時28分
-
2024年F1第8戦モナコGP予選トップ10ドライバーコメント(2)5月26日17時35分
-
セナカラーのピアストリが予選2番手「ミスをしなければ、ポールを獲ることも可能だった」マクラーレン/F1モナコGP5月26日15時9分
-
【タイム結果】2024年F1第8戦モナコGPフリー走行1回目5月24日21時32分
-
マクラーレン、『キング・オブ・モナコ』のセナを偲ぶトリビュートカラーを発表。イエローのMCL38でモンテカルロを戦う5月22日6時54分
-
惜敗のランド・ノリス。序盤のピットストップは「守りの動きだった」とマクラーレンF1代表が説明5月21日18時37分
-
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)5月21日12時24分
-
ベッテルがセナのマクラーレンMP4/8でイモラを走行「国旗を掲げた瞬間に感情が爆発した」5月20日17時39分
-
ルクレール「レッドブルとマクラーレンは、直線スピードを上げる“奇妙な方法”を知っている」フェラーリ/F1第7戦5月20日17時30分
-
メルセデス、6位&7位にとどまるも「マクラーレンやフェラーリほど目立たないが、僕らも改善している」とハミルトン5月20日17時26分
スポーツニュースランキング
-
1大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
2球場騒然! 大谷翔平、まさかの走塁で“異変”が起きた…!? 相手野手のリアクションが話題に 「笑うしかない」「本当に実在するのか?w」 ABEMA TIMES
-
3清水ルーカス・ブラガが今夏移籍?サントスから3億円超で完全獲得の可能性も FOOTBALL TRIBE
-
4張本勲氏「感無量」の始球式 杖をつきながらも左手で力投 「王貞治DAY」で「はってでも...」 スポーツニッポン
-
5大谷翔平 パワーピッチャーでの二刀流復活「諦めない」 肘への負担は「ある程度割り切って」 スポーツ報知