アーセナルがオーバメヤンから主将剥奪…ウェストハム戦メンバー外も決定

　アーセナルがガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンから主将の座を剥奪した。14日にクラブ公式サイトで発表している。

　オーバメヤンは11日に行われたプレミアリーグ第16節サウサンプトン戦のメンバー外となり、ミケル・アルテタ監督はその理由を「規律違反」のためと説明していた。報道では、オーバメヤンはクラブの許可を得て海外渡航したものの、予定より遅れて帰国。そのためにクラブの新型コロナウイルス・プロトコルに影響を及ぼしたとされている。

　アーセナルは14日に発表した声明のなかで、「オーバメヤンは先週の規律違反の後、クラブのキャプテンではなくなった」と、オーバメヤンのキャプテン剥奪を明らかにした。また、15日に行われるプレミアリーグ第17節ウェストハム戦のメンバーから同選手が外れることも発表している。

　アーセナルは「我々は、すべての選手、特にキャプテンが、我々が設定し合意したルールと基準に従って活動することを期待している。我々は明日の試合に完全に集中している」とコメントしている。

　現在32歳のオーバメヤンは2018年1月にドルトムントからアーセナルへ完全移籍加入した。2019年11月、サポーターとの衝突を起こして主将を剥奪されたスイス代表MFグラニト・ジャカに代わり、アーセナルのキャプテンに就任していた。