ドジャース球団幹部が感銘を受けた山本由伸の“適応力” 米メディアは「献身的な姿勢と技術の高さを物語っている」と絶賛
常に進化を求める山本の姿勢にドジャース関係者も感銘を受けているようだ(C)Getty Images
大谷翔平に続いて、山本由伸がドジャースに加入することが決まった。契約内容は総額3億2500万ドル(約463億円)の超大型契約合意で決着。総額だけで見ると、ヤンキースのエース、ゲリット・コール投手を抜いてメジャーリーグの投手では史上最高額だ。
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山本に最大限の評価をしたドジャースだが、スカウトの段階から右腕の能力に衝撃を受けていたようだ。現地メディア『G3 Football』は記事を配信し、ドジャースの球団幹部が高く評価している山本の能力について伝えている。
同メディアは右腕について「ヤマモトは172試合に登板して防御率1.82と、日本でのキャリアは並外れたものだ」と日本時代の成績を高く評価しつつ、「右腕は資金力のあるいくつかの球団から注目を集めたが、最終的に12年間で3億2500万ドルという巨額の投資をしたのはドジャースだった。少なくないリスクがあるにもかかわらず、ドジャースはヤマモトの能力に自信を持ち、高い期待に応えてくれると信じている」と記載。MLBで1球も投げていない山本への巨額契約は、球団からの期待の表れだと綴った。
記事内では、「ドジャースの球団幹部が感銘を受けた要因のひとつは、ヤマモトの適応力の高さだ」と、球団幹部が評価している点も明かした。その具体的なエピソードとして、「春季キャンプまでに彼はコントロールを向上させ、マウンドでの動きを制限するために投球フォームを変更し、ドジャースの球団幹部を驚かせた。成功を収めた後でも調整できるこの能力は稀であり、彼の献身的な姿勢と技術の高さを物語っている」と、今年からすり足気味の投球フォームに変更したことを挙げた。
また、同メディアは「ヤマモトのトレーニング方法も、ドジャースの注目を集めた。これらの型破りな方法は、従来のウェイトリフティングではなく、柔軟性と体幹を引き上げるトレーニングに重点を置いている。これらのメソッドが従来の投手トレーニングの常識を覆し、ヤマモトの結果に基づいてその有効性が認められた」と、山本の独自のトレーニング法にも注目した。
NPBでの圧倒的な実績だけでなく、野球に対する姿勢も評価されたようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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