新型肺炎めぐるデマで厚労省が呼びかけ「“アルコール消毒は効果ない”は嘘。ちゃんと消毒して」
キャリコネニュース2020年2月6日(木)14時4分
厚生労働省は2月6日、新型コロナウイルスに関する誤情報が広まっているとして、公式ツイッターで注意を呼び掛けた。誤情報の内容は、「新型コロナウイルスの予防にアルコール消毒は効果がない」というもので、
「これは誤った情報です。厚生労働省では、咳エチケットや手洗い、うがいなどと並んで、『アルコール消毒』を行っていただくよう、国民の皆さまにお願いしています」
と伝えた。
「アルコール消毒液がどこに行っても売っていない」品薄嘆くコメントも厚労省のページでは、コロナウイルスの予防法が載っている。そこには
「一般的な衛生対策として、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、咳エチケットや手洗い、うがい、アルコール消毒など行っていただくようお願いします」
と書いてある。しかし、「効果がない」とするデマがツイッターの一部で広がっていた。訂正を呼び掛けた厚労省のツイートは1万件以上リツイートされた。
厚労省のツイートには「どこに行ってもアルコール消毒液が売っていない。手元にない場合はどう予防したらよいか」というコメントもついていた。マスクと同様、消毒液も品薄状態が続いているようだ。
コロナウイルスをめぐっては、国内外を問わず様々なデマが流れている。国内では、「青森で中国人観光客が発熱した」といったものや、「致死率が最強」といった噂が流れたが、どれも嘘であることが判明している。
ツイッターやフェイスブックなどのSNSでは、こうしたデマが拡散しないよう対策を取っているが、一度広まったものはなかなか収束しないのが現実だ。信頼できる情報源を活用し、デマに惑わされないようにしたい。
「肺炎」をもっと詳しく
「肺炎」のニュース
-
奥島孝康さん死去、85歳5月2日15時46分
-
今陽子、突然苦しみだして救急搬送された母親の現状を報告「高齢ですから心配ですが」4月21日16時42分
-
八代亜紀さん、急速進行性間質性肺炎で急逝。専属ヘアメイクとして29年間を過ごした大内さんが最期を語る「約束していたエンゼルメイクを施して」4月17日12時30分
-
八代亜紀さん、膠原病からの急速進行性間質性肺炎で急逝「婚姻届けの保証人は八代さん。人にも動物にもとことん〈優しい〉人だった」新田純一4月17日12時29分
-
【訃報】1997年にはシニアツアー賞金王にも輝いた中山徹氏が逝去、享年77歳4月15日17時0分
-
難病医療講演会「特発性間質性肺炎と栄養管理について」をZoomにて開催2月13日11時46分
-
【ソーシャル・エックス】“介護のチカラで命と町を救う” 口腔ケアで誤嚥性肺炎ゼロを目指す医療系スタートアップ企業クロスケアデンタルが、「逆プロポ」で自治体の募集を開始1月15日12時16分
-
肺炎の原因として最も多い細菌『肺炎球菌』を、光触媒が99.99%分解することを実証。1月12日12時16分
-
中国の新たな謎のウイルス「利用可能な薬に対して最大90%の耐性がある」と医師が警告12月11日12時0分
-
介護に関わるすべての人を応援する学びのネットワーク「CCN(クロスケアネットワーク)」の誕生秘話とその想い12月5日15時0分