警備員になって良かったこと「時間になれば仕事が終わる。ノルマもない」「制服支給なので服にお金がかからない」
大成広告社は2月13日、「警備員の働きがい」に関する調査結果を発表した。調査は1月に実施し、関東在住の40〜60代の警備員112人から回答を得た。
警備員になってよかったことを聞くと、1位は「問題に対処し、きちんと守れた達成感を感じられる」(24.1%)だった。以降は「頼られて嬉しい」(22.3%)、「社会を守っているという誇りを感じる」(12.5%)、「上司がおらず、気が楽」(11.6%)と続く。一方、4割近い人は「特にない」(38.4%)と回答している。
警備したい場所「オリンピック会場」「コンサートの楽屋口」「競馬場」
回答者からは具体的に、
「時間が来れば仕事が終わること。ノルマが無いこと」(58歳)
「小さい子供に人気がある」(64歳)
「支給された制服なので服にお金がかからない。ダブルワークが当たり前の雰囲気」(60歳)
「毎日、同じ場所と同じ時間では無い事」(48歳)
といった声が寄せられている。
また、警備したい場所を聞くと「オリンピック会場」(64歳)、「コンサートの楽屋口」(48歳)とイベント会場が人気を集めた。中には「競馬場」(58歳)や「横浜スタジアム」(55歳)といった回答もみられた。
続いて、真冬の寒さ対策については「防寒コート」(50歳)、「ホッカイロを常備」(58歳)と重ね着やカイロで対応している人が多かった。だが、「警備室の指示がない限り、どんなに寒くても着用できない」(50歳)、「寒冷地以外では特に防寒用品は支給されない」(64歳)と勤務先によっては苦労を強いられるケースもあるようだ。
反対に、真夏の暑さ対策では「首に濡れタオルを巻き、さらにタオルの中に凍らせた保冷剤を入れる」(56歳)、「塩飴をなめたり水分補給に心がけたり、睡眠も重要です」(68歳)といった意見が寄せられた。中には「日陰に立つ」(68歳)という声もあり、現場での位置取りも肝心なようだ。
また、休憩中によく飲む飲み物の1位は「お茶」(56.2%)に。次いで「水」(39.3%)、「缶コーヒー(ブラック)」(19.6%)、「缶コーヒー(微糖)」(11.6%)、「缶コーヒー(加糖)」(7.1%)と続いた。
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