HPVワクチン「キャッチアップ接種」とは? - 対象世代の59%が知らない
マイナビニュース2024年3月2日(土)12時39分
ヘルスアンドライツは2月28日、「HPVワクチンのキャッチアップ接種に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月15日~16日、1997年~2007年度生まれ(キャッチアップ世代)の女性415人を対象にインターネットで行われた。
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐHPVワクチンは、小学6年から高校1年相当の女性を対象に2013年4月に定期接種化。その後、積極的勧奨が中止されていたが、2022年4月に勧奨が再開。積極的勧奨の中断期間に接種機会を逃した1997年4月2日~2007年4月1日生まれの女性は、2025年3月末まで無料で「キャッチアップ接種」を受けることが可能となっている。
しかしながら、キャッチアップ世代に対し、この「キャッチアップ接種」を知っているか尋ねたところ、58.6%が「知らない」と回答。また、キャッチアップ接種もしくは定期接種で「すでに接種済み」と回答した人は全体の17.8%に留まった。
次に、キャッチアップ接種を「知っている/未接種」と回答した人に対し、今後の接種予定を尋ねたところ、約8割が「接種する予定がない」(39.8%)、または「接種を迷っている」(38.8%)ことが明らかに。
理由を聞くと、「副反応が危険だと聞いたことがあるから」(31.2%)が最も多く、次いで「キャッチアップ接種について詳しく知らないから」(22.1.%)、「HPVワクチンを打つ必要性を感じないから」(16.9%)と続いた。
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐHPVワクチンは、小学6年から高校1年相当の女性を対象に2013年4月に定期接種化。その後、積極的勧奨が中止されていたが、2022年4月に勧奨が再開。積極的勧奨の中断期間に接種機会を逃した1997年4月2日~2007年4月1日生まれの女性は、2025年3月末まで無料で「キャッチアップ接種」を受けることが可能となっている。
しかしながら、キャッチアップ世代に対し、この「キャッチアップ接種」を知っているか尋ねたところ、58.6%が「知らない」と回答。また、キャッチアップ接種もしくは定期接種で「すでに接種済み」と回答した人は全体の17.8%に留まった。
次に、キャッチアップ接種を「知っている/未接種」と回答した人に対し、今後の接種予定を尋ねたところ、約8割が「接種する予定がない」(39.8%)、または「接種を迷っている」(38.8%)ことが明らかに。
理由を聞くと、「副反応が危険だと聞いたことがあるから」(31.2%)が最も多く、次いで「キャッチアップ接種について詳しく知らないから」(22.1.%)、「HPVワクチンを打つ必要性を感じないから」(16.9%)と続いた。
「HPV」をもっと詳しく
「HPV」のニュース
-
男性もHPVワクチンでがん予防!7割の男性が自身への効果を「知らない」。4月4日14時46分
-
子宮頸がんとHPVワクチンに関する意識・実態調査20243月30日5時16分
-
HPVワクチン「キャッチアップ接種」とは? - 対象世代の59%が知らない3月2日12時39分
-
子宮頸がん予防のHPVワクチンキャッチアップ接種、対象世代の約6割が「知らない」。情報不足や接種に対する不安がハードルに。2月28日12時47分
-
【岡山大学】子宮頸がん予防のために、わたしたちにできること 〜岡山大学におけるHPVワクチンキャッチアップ接種の接種後副反応調査結果の報告〜2月27日10時46分
-
【2月9日開催迫る】日本産科婦人科学会 HPVワクチンに関するメディアセミナー@東京・丸の内1月31日15時17分
-
HPVワクチン、打つべきベストタイミングは?1月18日16時45分
-
子宮頸がん予防、2023年4月より「9価ワクチン」定期接種へ11月10日19時45分
-
4/9は「子宮頸がんを予防する日」トークライブや「コウノドリ」無料公開4月8日9時15分
-
HPVワクチンを女の子だけじゃなく男の子も接種したほうがいい理由【産婦人科医がわかりやすく教える】11月10日6時14分