児童虐待は過去最多の2,133件…警察庁調査
リセマム2021年3月15日(月)15時45分
警察庁は2021年3月12日、令和2年(2020年)における少年非行、児童虐待および子どもの性被害の状況について公表。児童虐待の検挙件数は、過去最多の2,133件であることが明らかとなった。
2020年における刑法犯少年の総検挙人員は18万2,582人と、前年(2019年)より1万25人減少。年齢別では16歳が3,681人ともっとも多く、ついで17歳3,500人、18歳3,007人、19歳2,778人。男女別では男子が全体の85.6%を占めた。再犯者数は前年より705人少ない6,068人だった。
薬物事犯の検挙人員は、覚せい剤乱用で前年より1人少ない96人、大麻乱用で前年より278人多い887人だった。学職別では、覚せい剤乱用で中学生0人、高校生11人、大学生2人、その他の学生1人、有職少年38人、無職少年44人。大麻乱用で中学生8人、高校生159人、大学生56人、その他の学生29人、有職少年453人、無職少年182人だった。
校内暴力事件は前年より111件少ない507件。もっとも多いのは中学生で事件数307件、検挙・補導人員334人だが、前年と比べると事件数は89件減、検挙・補導人員は93人減となっている。
いじめに起因する事件は前年より61件少ない142件で、このうちいじめによる事件が130件、いじめの仕返しによる事件が12件。検挙・補導人員は199人で、内訳は小学生51人、中学生103人、高校生45人だった。
また、児童虐待の検挙件数は2,133人で過去最多。このうち、身体的虐待1,756件がもっとも多く、性的虐待299件、心理的虐待46件、怠慢・拒否32件が続いた。被害児童数は2,172人で、61人が死亡している。
2020年における刑法犯少年の総検挙人員は18万2,582人と、前年(2019年)より1万25人減少。年齢別では16歳が3,681人ともっとも多く、ついで17歳3,500人、18歳3,007人、19歳2,778人。男女別では男子が全体の85.6%を占めた。再犯者数は前年より705人少ない6,068人だった。
薬物事犯の検挙人員は、覚せい剤乱用で前年より1人少ない96人、大麻乱用で前年より278人多い887人だった。学職別では、覚せい剤乱用で中学生0人、高校生11人、大学生2人、その他の学生1人、有職少年38人、無職少年44人。大麻乱用で中学生8人、高校生159人、大学生56人、その他の学生29人、有職少年453人、無職少年182人だった。
校内暴力事件は前年より111件少ない507件。もっとも多いのは中学生で事件数307件、検挙・補導人員334人だが、前年と比べると事件数は89件減、検挙・補導人員は93人減となっている。
いじめに起因する事件は前年より61件少ない142件で、このうちいじめによる事件が130件、いじめの仕返しによる事件が12件。検挙・補導人員は199人で、内訳は小学生51人、中学生103人、高校生45人だった。
また、児童虐待の検挙件数は2,133人で過去最多。このうち、身体的虐待1,756件がもっとも多く、性的虐待299件、心理的虐待46件、怠慢・拒否32件が続いた。被害児童数は2,172人で、61人が死亡している。
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