【ダニまくら】「3週間以上カバーを洗濯していない枕」で寝ている人の割合は?
マイナビニュース2024年3月28日(木)15時15分
イースマイルは3月28日、「枕のダニ対策に関する調査」の結果を発表した。調査は2024年3月8日、普段枕を使用する1,000名(20代~60代の男女均等割り付け)を対象にインターネットで行われた。
調査の結果、3週間以上枕カバーを洗濯していない"ダニまくら"で寝ている可能性の高い人が全体の約4割もいることが判明した。中でも、枕カバーの洗濯頻度が1か月に1回程度の割合が全体の2位(15.2%)という結果となり、枕カバーを毎日や毎週の洗濯ルーティンとしている人と、まったく気にしていない人と両極端であることが判明した。
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、枕の「湿度」が高くなり、ダニが繁殖しやすくなる傾向にあることから、就寝時の髪の毛の状態について調査したところ、全体の約2割が週に1回以上は濡れたまま寝ているという結果がわかった。
「お風呂で首の後ろや、耳の後ろを意識して洗えているか」を調査した結果、全体の約半数は、首・耳の後ろ両方を意識して洗えていない、という結果がわかった。ダニ対策と直接関係がないように思われるが、首や耳の後ろから出る分泌物「ノナナール」や「パルミチン酸」にチリダニ類が誘引され枕周辺に集まりフンをするため、「首・耳の後ろ」を意識して洗うこともダニ対策として有効だという。
「特にダニ対策が必要な季節はいつだと思いますか」の質問に対し、全体の約半数が「夏」と回答。しかし、春はすでにダニの繁殖が始まるシーズンとなるため、「春」のダニ対策は非常に重要といえる。理由としては、春は厳しい冬に生き残った成虫が産んだ卵の孵化と、花粉シーズンで増える室内干しによる部屋のジメジメが重なり、ダニの活動が活発化するため。また、春にダニの数を減らすことで、夏に増えるダニの数も減らすことができる。同社は桜前線のように桜が咲き始める3月頃にやってくることから、その様子を「ダニ前線」と名付け、啓蒙している。
○寝具と寝室の正しいダニ・ダニアレルゲン対策とは
ダニ学・動物分類学を専門とする法政大学国際文化学部 自然科学センター教授の島野智之氏によると、天日干しだけではダニは死滅しないという。枕の上に大きなタオルを広げ、タオルのみを毎日交換すること、布団表面のダニ数が100匹/m2以下、ダニのフン量が1000ng/m2以下になるように掃除機をかける、年1~2回は布団を丸洗いする、布団や枕カバーに高密度繊維を用いる、市販されている「ダニ取りマット」を布団・枕などに入れて使用することなどが、ダニ・ダニアレルゲン対策として有効だという。
調査の結果、3週間以上枕カバーを洗濯していない"ダニまくら"で寝ている可能性の高い人が全体の約4割もいることが判明した。中でも、枕カバーの洗濯頻度が1か月に1回程度の割合が全体の2位(15.2%)という結果となり、枕カバーを毎日や毎週の洗濯ルーティンとしている人と、まったく気にしていない人と両極端であることが判明した。
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、枕の「湿度」が高くなり、ダニが繁殖しやすくなる傾向にあることから、就寝時の髪の毛の状態について調査したところ、全体の約2割が週に1回以上は濡れたまま寝ているという結果がわかった。
「お風呂で首の後ろや、耳の後ろを意識して洗えているか」を調査した結果、全体の約半数は、首・耳の後ろ両方を意識して洗えていない、という結果がわかった。ダニ対策と直接関係がないように思われるが、首や耳の後ろから出る分泌物「ノナナール」や「パルミチン酸」にチリダニ類が誘引され枕周辺に集まりフンをするため、「首・耳の後ろ」を意識して洗うこともダニ対策として有効だという。
「特にダニ対策が必要な季節はいつだと思いますか」の質問に対し、全体の約半数が「夏」と回答。しかし、春はすでにダニの繁殖が始まるシーズンとなるため、「春」のダニ対策は非常に重要といえる。理由としては、春は厳しい冬に生き残った成虫が産んだ卵の孵化と、花粉シーズンで増える室内干しによる部屋のジメジメが重なり、ダニの活動が活発化するため。また、春にダニの数を減らすことで、夏に増えるダニの数も減らすことができる。同社は桜前線のように桜が咲き始める3月頃にやってくることから、その様子を「ダニ前線」と名付け、啓蒙している。
○寝具と寝室の正しいダニ・ダニアレルゲン対策とは
ダニ学・動物分類学を専門とする法政大学国際文化学部 自然科学センター教授の島野智之氏によると、天日干しだけではダニは死滅しないという。枕の上に大きなタオルを広げ、タオルのみを毎日交換すること、布団表面のダニ数が100匹/m2以下、ダニのフン量が1000ng/m2以下になるように掃除機をかける、年1~2回は布団を丸洗いする、布団や枕カバーに高密度繊維を用いる、市販されている「ダニ取りマット」を布団・枕などに入れて使用することなどが、ダニ・ダニアレルゲン対策として有効だという。
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