日本の“郵便サービスの質”は世界でも最高レベル!株式会社JPデジタル 代表取締役CEO・飯田恭久「日本人として自慢していい」
TOKYO FM+2024年4月4日(木)21時0分
笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00〜20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。3月30日(土)の放送は、前回に引き続き、株式会社JPデジタル 代表取締役CEOの飯田恭久(いいだ・やすひさ)さんをゲストに迎え、お届けしました。
飯田さんは、ジレット・ジャパン、ウォルト・ディズニー・インターナショナルを経て、ダイソン株式会社の代表取締役社長に就任し、日本におけるダイソンのブランディングを確立。2006年には、楽天グループ株式会社の上級執行役員に就任し、楽天USAの社長として、アメリカ・インターネット業界での事業拡大の基盤作りに従事。2021年より現職に就いているほか、日本郵政株式会社 常務執行役・グループCDO、日本郵便株式会社 常務執行役員DX戦略担当も兼任しています。
◆日本の郵便サービスのレベルは?
日本の郵便サービスの質について、飯田さんは「日本の郵便局は世界でも最高レベルです! これは日本人として自慢していいと思います!」と声を大にします。というのも、国際機関・万国郵便連合(Universal Postal Union)によって毎年おこなわれる郵便業務発展総合指数で、日本は常に最高評価の「10」を取り続けており、「いわゆるリライアビリティ(信頼性)、安心感は世界でもかなり高いレベルで、正確性、安全性をもって業務をしております」と胸を張ります。
それを聞いた笹川は、「郵便局、郵政が培ってきた約150年の歴史と伝統がありつつ、飯田さんたちが推し進めているデジタル化とどう掛け合わさっていくのかが非常に楽しみです」と期待を寄せます。
◆華々しいキャリアを回顧
飯田さん自身のキャリアのターニングポイントは「アメリカ留学を経て、グローバル企業でキャリアをスタートできたこと」と言います。留学先だったアメリカで就職活動をおこない、ジレット社(現:P&G)で現地採用。約2年間日本で勤務したのち、本社を置くボストンで仕事をすることになりましたが、「本社には40ヵ国ぐらいから人が集まってきており、多国籍な部署で仕事をしていたので、グローバルな環境でキャリアをスタートできたことが、その後のキャリアにすごく役立ちました」と振り返ります。
そんな飯田さんは、ジレット・ジャパン、ウォルト・ディズニー・インターナショナル、ダイソンなど世界的にも有名な企業を渡り歩いてきましたが、「この3社の共通項は“世界ナンバーワン”というブランドです。世界ナンバーワンの所以を、それぞれの会社でつぶさに見てきて、“こういう人たちが、これだけのことをやっているからこそ世界ナンバーワンなんだ!”と実感できました」と話します。
◆“まずは受け入れてみる”で環境は変化する!?
これらのグローバル企業を経て、日本郵政グループに入社した飯田さんですが、当初は、ホームであるはずの日本企業の仕事なのに「“違う国だな”と思ったんです」と言います。
「それで“ちょっと待てよ”と。私はずっとグローバルな環境で仕事をしてきたから、働く国は日本で言葉も日本語だけど“私は今、違う国で仕事をしているんだ”“これって当たり前だよね”と自分に言い聞かせたんです。そうしたら“違う”ことが苦痛ではなくなって、フラストレーションとかも一切感じなくなったんです。グローバルな環境でキャリアをスタートできたことが、何十年か経って役に立っています」と語ります。
このエピソードに、笹川が「その発想の転換ってすごいですね。普通であれば“もうちょっとスピードを上げてやろうよ”って思ったりするものですけど、飯田さんのような捉え方は、どのビジネスマンにとっても実践できることかもしれないですね」と感服します。
最後に飯田さんは、例えば、転職先が自分の思っていたような環境でなかったとしても、「自分の経験からして、まず受け入れてみないことには始まらない。“郷に入っては郷に従え”と言いますけど、それぞれの国や文化で長らくやってきたことがあるなかで、それが自分が経験してきたことと違ったとしても、まずはそれを受け入れ、リスペクトすることが私はすごく大切だと思います。それが人であっても、どこの国であっても」と力を込めます。
そして、受け入れてみたうえで「自分の価値観を見つけて、それを理解してもらう。または、相手の価値観を理解するために、相互のコミュニケーションを図るということが重要だと思います」と語ると、笹川は「(そうした物事の捉え方、意識の仕方は)明日からの仕事に活かせそうです」と感じ入っていました。
次回4月6日(土)の放送は、キューサイ株式会社 代表取締役社長の佐伯澄(さえき・のぼる)さんをゲストに迎えてお届けします。キューサイが掲げる「ウェルエイジング」についてなど、貴重な話が聴けるかも!?
----------------------------------------------------
3月30日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2024年4月7日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00〜20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/
飯田さんは、ジレット・ジャパン、ウォルト・ディズニー・インターナショナルを経て、ダイソン株式会社の代表取締役社長に就任し、日本におけるダイソンのブランディングを確立。2006年には、楽天グループ株式会社の上級執行役員に就任し、楽天USAの社長として、アメリカ・インターネット業界での事業拡大の基盤作りに従事。2021年より現職に就いているほか、日本郵政株式会社 常務執行役・グループCDO、日本郵便株式会社 常務執行役員DX戦略担当も兼任しています。
◆日本の郵便サービスのレベルは?
日本の郵便サービスの質について、飯田さんは「日本の郵便局は世界でも最高レベルです! これは日本人として自慢していいと思います!」と声を大にします。というのも、国際機関・万国郵便連合(Universal Postal Union)によって毎年おこなわれる郵便業務発展総合指数で、日本は常に最高評価の「10」を取り続けており、「いわゆるリライアビリティ(信頼性)、安心感は世界でもかなり高いレベルで、正確性、安全性をもって業務をしております」と胸を張ります。
それを聞いた笹川は、「郵便局、郵政が培ってきた約150年の歴史と伝統がありつつ、飯田さんたちが推し進めているデジタル化とどう掛け合わさっていくのかが非常に楽しみです」と期待を寄せます。
◆華々しいキャリアを回顧
飯田さん自身のキャリアのターニングポイントは「アメリカ留学を経て、グローバル企業でキャリアをスタートできたこと」と言います。留学先だったアメリカで就職活動をおこない、ジレット社(現:P&G)で現地採用。約2年間日本で勤務したのち、本社を置くボストンで仕事をすることになりましたが、「本社には40ヵ国ぐらいから人が集まってきており、多国籍な部署で仕事をしていたので、グローバルな環境でキャリアをスタートできたことが、その後のキャリアにすごく役立ちました」と振り返ります。
そんな飯田さんは、ジレット・ジャパン、ウォルト・ディズニー・インターナショナル、ダイソンなど世界的にも有名な企業を渡り歩いてきましたが、「この3社の共通項は“世界ナンバーワン”というブランドです。世界ナンバーワンの所以を、それぞれの会社でつぶさに見てきて、“こういう人たちが、これだけのことをやっているからこそ世界ナンバーワンなんだ!”と実感できました」と話します。
◆“まずは受け入れてみる”で環境は変化する!?
これらのグローバル企業を経て、日本郵政グループに入社した飯田さんですが、当初は、ホームであるはずの日本企業の仕事なのに「“違う国だな”と思ったんです」と言います。
「それで“ちょっと待てよ”と。私はずっとグローバルな環境で仕事をしてきたから、働く国は日本で言葉も日本語だけど“私は今、違う国で仕事をしているんだ”“これって当たり前だよね”と自分に言い聞かせたんです。そうしたら“違う”ことが苦痛ではなくなって、フラストレーションとかも一切感じなくなったんです。グローバルな環境でキャリアをスタートできたことが、何十年か経って役に立っています」と語ります。
このエピソードに、笹川が「その発想の転換ってすごいですね。普通であれば“もうちょっとスピードを上げてやろうよ”って思ったりするものですけど、飯田さんのような捉え方は、どのビジネスマンにとっても実践できることかもしれないですね」と感服します。
最後に飯田さんは、例えば、転職先が自分の思っていたような環境でなかったとしても、「自分の経験からして、まず受け入れてみないことには始まらない。“郷に入っては郷に従え”と言いますけど、それぞれの国や文化で長らくやってきたことがあるなかで、それが自分が経験してきたことと違ったとしても、まずはそれを受け入れ、リスペクトすることが私はすごく大切だと思います。それが人であっても、どこの国であっても」と力を込めます。
そして、受け入れてみたうえで「自分の価値観を見つけて、それを理解してもらう。または、相手の価値観を理解するために、相互のコミュニケーションを図るということが重要だと思います」と語ると、笹川は「(そうした物事の捉え方、意識の仕方は)明日からの仕事に活かせそうです」と感じ入っていました。
次回4月6日(土)の放送は、キューサイ株式会社 代表取締役社長の佐伯澄(さえき・のぼる)さんをゲストに迎えてお届けします。キューサイが掲げる「ウェルエイジング」についてなど、貴重な話が聴けるかも!?
----------------------------------------------------
3月30日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2024年4月7日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:DIGITAL VORN Future Pix
放送日時:毎週土曜 20:00〜20:30
パーソナリティ:笹川友里
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/
「日本」をもっと詳しく
「日本」のニュース
-
【日本映画批評家大賞】小林薫、栄誉ある賞受賞も謙遜「出来の悪い人間に、こんな賞を…」 ダイヤモンド大賞に5月22日20時38分
-
石原良純 コンプラ遵守の金次郎像に驚き「働きながら勉強しているのが偉かったのにさ...」5月22日20時19分
-
【日本映画批評家大賞】筒井真理子、『日本映画批評家大賞』で主演女優賞 役を模索する喜び語る「自分自身が個性がないと…」5月22日20時7分
-
【日本映画批評家大賞】東出昌大が『Winny』で主演男優賞 役作り評価され「役者やっててよかった」 ヒゲなしロン毛スタイルで授賞式5月22日20時7分
-
東出昌大 役者として大事なのは「根拠のない自信と地味な準備」日本映画批評家大賞で主演男優賞5月22日20時4分
-
「劇場版ブルーロック—EPISODE 凪—」が台湾で7月12日から上映開始!ファン歓喜5月22日20時0分
-
新垣結衣、映画賞で初の助演女優賞 「月」で過ごした時間は“人生の糧”【第33回日本映画批評家大賞】5月22日19時56分
-
【日本映画批評家大賞】新垣結衣、映画賞で人生初の“助演女優賞”「なんだかとてもうれしいです」5月22日19時46分
-
【日本初】生成AIを活用した対話型バイト探しサービス「dip AIエージェント」開始5月22日19時46分
-
【日本映画批評家大賞】磯村勇斗が助演男優賞 映画『月』での演技が評価される「バランスが難しかった」5月22日19時43分
トレンドニュースランキング
-
1エアコン冷房の設定「弱」と「自動」ではどちらが節電? ダイキンが誤解されやすい4つのケースを検証 マイナビニュース
-
2ドクダミを除草剤を使わず防ぐ方法3選 生態と対策がよく分かる解説に「待ってましたよ!」 「これは嬉しい!」と大反響 ねとらぼ
-
3全国各地のおいしいものを手軽に 第1回「theグルメ」を徳島で開催 OVO[オーヴォ]
-
4なぜか600万円安くなっていた家を購入してみた結果 入居後、隣人からのクレームで駐車場が......【前編】 キャリコネニュース
-
5600万円安くなっていた家を購入 駐車場問題の次は、隣人から「エアコン室外機」についてクレームを受けて......【後編】 キャリコネニュース