インターンシップ、探し始めるのは大学3年の4-6月
リセマム2024年4月10日(水)19時15分
キャリタスは、2025年3月卒業予定の大学生(理系は大学院修士課程含む)を対象にインターンシップなどについて調査し、2024年4月4日に結果を公開した。参加したプログラムは「タイプ1:オープン・カンパニー」が6割を占めたが、参加学生の満足度は長期のもののほうが高くなる傾向がみられた。
インターンシップなどの「学生のキャリア形成支援のためのプログラム」は4つに類型化され、新しい定義のもと実施が始まっている。「インターンシップ等に関する特別調査」では、インターンシップのあり方が大きく変わった中、初年度にあたる2025年卒者の参加満足度や、就職意向などへの影響を調査・分析した。調査は、2024年3月6日~15日、2025年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象にインターネットで実施。有効回答数は717人(文系男子175人、文系女子246人、理系男子182人、理系女子114人)。
インターンシップなどの募集情報(募集企業)を具体的に探し始めた時期は3年生(大学院生は修士1年生)の「6月」30.4%が最多で、ついで「5月」22.7%、「4月」19.2%となった。夏季プログラムへの応募に向けて情報収集を開始する学生が多いことがわかる。よく探していた時期は複数回答で尋ねたが、「6月」48.8%と「7月」46.3%が4割台後半にのぼり、8~9 月の夏休み中に開催されるプログラムを探す学生が多かったことがうかがえる。
応募先を探す際に重視した点は、「プログラム内容の詳細が記載されていること」で、8割を超える(「とても重視した」「やや重視した」計81.8%)。プログラムが多数ある中で、実施内容の詳細を吟味して応募したいと考える学生が少なくないようだ。ついで「本選考での優遇が期待できること」(同計78.3%)。「とても重視した」の割合がもっとも多いのは「学業に支障が出ないこと」が半数近く(45.5%)を占め、学業への影響を第一に考えて応募先を探す学生が多いようすがわかる。
参加プログラムの類型は、「タイプ1:オープン・カンパニー」が6割を占め(61.4%)、短期のものへの参加が中心だったことがわかる。理系は、文系に比べ「タイプ3:インターンシップ」の割合が高かった。
参加プログラムの満足度を尋ねたところ、「大変満足」45.9%、「やや満足」41.1%をあわせると8割強(計87.0%)にのぼり、満足度は総じて高いことがわかる。「大変満足」の割合でみると、「タイプ1」が40.7%ともっとも低い。「タイプ3-1:汎用的能力活用型インターンシップ」では63.2%、「タイプ3-2:専門活用型インターンシップ」では73.5%と、参加学生の満足度は長期のもののほうが高くなる傾向が顕著に表れている。
参加による成長実感は、「やや実感できた」51.4%が約半数を占めた。「成長を大いに実感できた」31.1%をあわせると、8割以上が成長を感じていることがわかった。
「インターンシップ等に関する特別調査」の詳細はWebサイトで閲覧できる。
インターンシップなどの「学生のキャリア形成支援のためのプログラム」は4つに類型化され、新しい定義のもと実施が始まっている。「インターンシップ等に関する特別調査」では、インターンシップのあり方が大きく変わった中、初年度にあたる2025年卒者の参加満足度や、就職意向などへの影響を調査・分析した。調査は、2024年3月6日~15日、2025年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象にインターネットで実施。有効回答数は717人(文系男子175人、文系女子246人、理系男子182人、理系女子114人)。
インターンシップなどの募集情報(募集企業)を具体的に探し始めた時期は3年生(大学院生は修士1年生)の「6月」30.4%が最多で、ついで「5月」22.7%、「4月」19.2%となった。夏季プログラムへの応募に向けて情報収集を開始する学生が多いことがわかる。よく探していた時期は複数回答で尋ねたが、「6月」48.8%と「7月」46.3%が4割台後半にのぼり、8~9 月の夏休み中に開催されるプログラムを探す学生が多かったことがうかがえる。
応募先を探す際に重視した点は、「プログラム内容の詳細が記載されていること」で、8割を超える(「とても重視した」「やや重視した」計81.8%)。プログラムが多数ある中で、実施内容の詳細を吟味して応募したいと考える学生が少なくないようだ。ついで「本選考での優遇が期待できること」(同計78.3%)。「とても重視した」の割合がもっとも多いのは「学業に支障が出ないこと」が半数近く(45.5%)を占め、学業への影響を第一に考えて応募先を探す学生が多いようすがわかる。
参加プログラムの類型は、「タイプ1:オープン・カンパニー」が6割を占め(61.4%)、短期のものへの参加が中心だったことがわかる。理系は、文系に比べ「タイプ3:インターンシップ」の割合が高かった。
参加プログラムの満足度を尋ねたところ、「大変満足」45.9%、「やや満足」41.1%をあわせると8割強(計87.0%)にのぼり、満足度は総じて高いことがわかる。「大変満足」の割合でみると、「タイプ1」が40.7%ともっとも低い。「タイプ3-1:汎用的能力活用型インターンシップ」では63.2%、「タイプ3-2:専門活用型インターンシップ」では73.5%と、参加学生の満足度は長期のもののほうが高くなる傾向が顕著に表れている。
参加による成長実感は、「やや実感できた」51.4%が約半数を占めた。「成長を大いに実感できた」31.1%をあわせると、8割以上が成長を感じていることがわかった。
「インターンシップ等に関する特別調査」の詳細はWebサイトで閲覧できる。
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