リタイア前の年収500万円で月の年金21万円「現役時代の収入が少なく、年金が心もとない」68歳男性の不安
All About2024年4月15日(月)20時5分
老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、岡山県在住68歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、岡山県在住68歳男性のケースをご紹介します。
同居家族構成:本人、妻(63歳)、子ども(35歳)
居住地:岡山県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:500万円
現在の貯蓄額:預貯金1000万円、リスク資産200万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金40年
老齢厚生年金(厚生年金):15万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金30万円(年額)、年収100万円
その理由として「年金だけでは、生活ができない。現役時代収入が少なかったので、それが原因で年金も少なく、毎日の生活が苦しい」と語っています。
ひと月の支出は約「17万円」。夫婦の年金では「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
現在は倉庫作業のアルバイトとして週2日勤めていて、金額は不明ですが定期的な収入を得ている様子です。
また、無駄な支出を減らすために「外食せずにスーパーマーケットの安い弁当で済ませることが多い。電気はこまめに消し、水道は節水に努めている」と節約を心掛けていると言います。
「年金の不足分を現在はアルバイトで補填しているが、身体が心配だ」と、今の生活がいつまで続けられるか不安は尽きない様子です。
ただいっぽうで「現役時代のように、毎日職場に通うことなく、自分の自由な時間が増えた」ことは楽しみでもあると語られていました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、岡山県在住68歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:68歳男性同居家族構成:本人、妻(63歳)、子ども(35歳)
居住地:岡山県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:500万円
現在の貯蓄額:預貯金1000万円、リスク資産200万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金40年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):15万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金30万円(年額)、年収100万円
「現役時代の収入が低く、年金も少ない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金だけでは、生活ができない。現役時代収入が少なかったので、それが原因で年金も少なく、毎日の生活が苦しい」と語っています。
ひと月の支出は約「17万円」。夫婦の年金では「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「家計のため倉庫作業のアルバイトを週2日」
年金で足りない支出については「アルバイトで得た収入から3万円ほど補填」しているという投稿者。現在は倉庫作業のアルバイトとして週2日勤めていて、金額は不明ですが定期的な収入を得ている様子です。
また、無駄な支出を減らすために「外食せずにスーパーマーケットの安い弁当で済ませることが多い。電気はこまめに消し、水道は節水に努めている」と節約を心掛けていると言います。
「もっと給料のいい職に就けていたらと後悔」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「年金の受給額が少ないので、どうにかして給料が多い仕事に就けばよかった。職を変える度に、年金の受給(額がどうなるか)を考えたが、思うような給料が貰えるような職に就けず、現在に至ってしまった」と回答。「年金の不足分を現在はアルバイトで補填しているが、身体が心配だ」と、今の生活がいつまで続けられるか不安は尽きない様子です。
ただいっぽうで「現役時代のように、毎日職場に通うことなく、自分の自由な時間が増えた」ことは楽しみでもあると語られていました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)
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