リタイア前の年収600万円「貯金を減らしながら」62歳男性が語る年金生活の実態
All About2024年4月21日(日)20時5分
老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、和歌山県在住62歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、和歌山県在住62歳男性のケースをご紹介します。
同居家族構成:本人、妻(62歳)
居住地:和歌山県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の貯蓄額:預貯金900万円、リスク資産:0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明
老齢厚生年金(厚生年金):なし(70歳まで繰り下げ受給予定)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金40万円(年額)
「しばらくは贅沢をせずに、普通の暮らしをしていれば問題はないです」と、特に支障を感じていないとのこと。
持ち家があり、ひと月の支出は約「8万円」。年金だけで「1〜2回足りない月がある」と回答されています。
「貯蓄はある程度しており、ローン等も払い終えているので心配はない」とのことですが、控えめに「もう少し頂きたい気持ちもございます」とプラスアルファを希望されています。
現在の、年金で足りない支出については「足りなくなればその都度(預金から)おろしています」と貯蓄から補填しているそう。
年金生活においての節約術を伺うと、「できるだけ家で生活するように心掛けています。テレビを見ながら妻と楽しんでおります」と、夫婦で生活リズムを合わせることを意識しているそうです。
現在の生活について「(年金の)支給額が少ないので貯金を減らしながらの生活をしておりますが、特に不安な点はございません」と言いつつも、「ただ、年も年なので、体を悪くした際の高額な出費が心配であります」と、万が一の状況への不安は拭い切れない様子。
いっぽうで、「毎日の妻との1時間の散歩や、孫の子守、家で妻とだらだら過ごしたり、旅行について2人で考えたりする時間が楽しみです」と、家族との時間に喜びを感じていると教えてくれました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません(文:あるじゃん 編集部)
現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、和歌山県在住62歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:62歳男性同居家族構成:本人、妻(62歳)
居住地:和歌山県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の貯蓄額:預貯金900万円、リスク資産:0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):4万3324円(繰り上げ受給中)老齢厚生年金(厚生年金):なし(70歳まで繰り下げ受給予定)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金40万円(年額)
「普通の暮らしをしていれば問題はない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。「しばらくは贅沢をせずに、普通の暮らしをしていれば問題はないです」と、特に支障を感じていないとのこと。
持ち家があり、ひと月の支出は約「8万円」。年金だけで「1〜2回足りない月がある」と回答されています。
「貯蓄はある程度しており、ローン等も払い終えているので心配はない」とのことですが、控えめに「もう少し頂きたい気持ちもございます」とプラスアルファを希望されています。
「家で妻との時間を楽しんでいる」
国民年金は受給年齢を繰り上げており、反対に、厚生年金は70歳以降に繰り下げて受給する予定だという投稿者。現在の、年金で足りない支出については「足りなくなればその都度(預金から)おろしています」と貯蓄から補填しているそう。
年金生活においての節約術を伺うと、「できるだけ家で生活するように心掛けています。テレビを見ながら妻と楽しんでおります」と、夫婦で生活リズムを合わせることを意識しているそうです。
「若い頃から情報を得ていれば……」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「投資や貯蓄を頑張ればよかったなと思っております」と資産形成に積極的でなかったことに言及。また「国の制度(年金や支給金)について、若い頃からアンテナを張って、情報を得ておいたほうが良かったなと感じております」と振り返っています。現在の生活について「(年金の)支給額が少ないので貯金を減らしながらの生活をしておりますが、特に不安な点はございません」と言いつつも、「ただ、年も年なので、体を悪くした際の高額な出費が心配であります」と、万が一の状況への不安は拭い切れない様子。
いっぽうで、「毎日の妻との1時間の散歩や、孫の子守、家で妻とだらだら過ごしたり、旅行について2人で考えたりする時間が楽しみです」と、家族との時間に喜びを感じていると教えてくれました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません(文:あるじゃん 編集部)
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