中高生の保護者「部活動が勉強に良い影響」66.3%
リセマム2019年6月27日(木)12時15分
中高生の保護者の66.3%が「部活動が勉強に良い影響を与えている」を考えていることが、栄光ゼミナールの調査により明らかになった。保護者が理想とする部活動の活動日数は「週3回程度」が最多だった。
部活動と勉強に関する実態調査は、中学1年生から高校1年生の子どもを持つ保護者を対象に実施したもの。有効回答数は189人。調査期間は2019年5月15日から5月29日。
子どもが中学校の部活動を選ぶ際に保護者が気にかけたことは、「子どもの能力・技能が生かせる」「子どもが新たなことにチャレンジできる」が各35.4%でもっとも多かった。このほか、「部活動が行われる日数・時間」29.6%や「友人や先輩との関係性」28.6%という回答も多かった。
子どもが部活動に参加していることのメリットについて聞いたところ、「子どもの人間関係が広がる」51.9%、「子どもに協調性・チームワークが身に付く」45.0%、「子どもの体力が向上する」41.8%などが多かった。
一方、子どもが部活動に参加することのデメリットは、「子どもの勉強時間が減る」42.9%が最多。そのほか、「家族と過ごす時間が減る」「部活動のサポートのためのスケジュール調整が大変」各22.2%などがあがった。
現在、部活動が行われている日数は「週5回程度」29.3%、「週4回程度」18.6%など。理想の活動日数は「週3回程度」37.8%がもっとも多かった。2018年5月に実施した調査と比べると、実際の活動日数でもっとも増加したのは「週3回程度」で5.3ポイント増。「週5回程度」は3.7ポイント増加しているが、「週6回程度」が9.0ポイント減少しており、週6回から週5回に減っていることが推察できる。
スポーツ庁はWebサイトで、「競技志向の強い、今までの運動部活動とは異なり、体力向上や運動の楽しさを実感するための『ゆる部活』を設置する学校が出てきている」と紹介している。「ゆる部活」を知っている保護者は17.4%。子どもが通っている公立中学校に「ゆる部活」があるかを聞いたところ、「わからない」49.5%、「ない」44.6%、「ある」6.0%だった。
「部活動が子どもの勉強に良い影響を与えていると感じるか」という質問には、66.3%が「とても感じる」「どちらかといえば感じる」と回答。「メリハリをつけられる」「集中して勉強に取り組むことができる」「ストレス発散」などの理由から、部活動が勉強にプラスになっていると感じる保護者が多いことがわかった。また、「子どもが部活動と勉強を両立できている」と回答した保護者は約75%にのぼる。
部活動に参加していて良かったこととして、「部活動がない日は、普段できない分の勉強を頑張っている」「自分で納得して取り組んでいるので、責任感や自主性が育まれている」などの意見があがった。一方、部活動に参加していて大変なことは、「体力がなく、部活動が長い日は勉強時間がとれない」「塾の講習に参加するために、事前に顧問の了承を得る必要があり、大変だった」といった意見があがっている。
また、部活動と勉強を両立させるために、「部活動の予定を貼っておいて、勉強スケジュールを自分で考えさせる」「睡眠や体を休ませる時間をとる」「to doリストを作って勉強を進める」などの工夫をしていた。
部活動と勉強に関する実態調査は、中学1年生から高校1年生の子どもを持つ保護者を対象に実施したもの。有効回答数は189人。調査期間は2019年5月15日から5月29日。
子どもが中学校の部活動を選ぶ際に保護者が気にかけたことは、「子どもの能力・技能が生かせる」「子どもが新たなことにチャレンジできる」が各35.4%でもっとも多かった。このほか、「部活動が行われる日数・時間」29.6%や「友人や先輩との関係性」28.6%という回答も多かった。
子どもが部活動に参加していることのメリットについて聞いたところ、「子どもの人間関係が広がる」51.9%、「子どもに協調性・チームワークが身に付く」45.0%、「子どもの体力が向上する」41.8%などが多かった。
一方、子どもが部活動に参加することのデメリットは、「子どもの勉強時間が減る」42.9%が最多。そのほか、「家族と過ごす時間が減る」「部活動のサポートのためのスケジュール調整が大変」各22.2%などがあがった。
現在、部活動が行われている日数は「週5回程度」29.3%、「週4回程度」18.6%など。理想の活動日数は「週3回程度」37.8%がもっとも多かった。2018年5月に実施した調査と比べると、実際の活動日数でもっとも増加したのは「週3回程度」で5.3ポイント増。「週5回程度」は3.7ポイント増加しているが、「週6回程度」が9.0ポイント減少しており、週6回から週5回に減っていることが推察できる。
スポーツ庁はWebサイトで、「競技志向の強い、今までの運動部活動とは異なり、体力向上や運動の楽しさを実感するための『ゆる部活』を設置する学校が出てきている」と紹介している。「ゆる部活」を知っている保護者は17.4%。子どもが通っている公立中学校に「ゆる部活」があるかを聞いたところ、「わからない」49.5%、「ない」44.6%、「ある」6.0%だった。
「部活動が子どもの勉強に良い影響を与えていると感じるか」という質問には、66.3%が「とても感じる」「どちらかといえば感じる」と回答。「メリハリをつけられる」「集中して勉強に取り組むことができる」「ストレス発散」などの理由から、部活動が勉強にプラスになっていると感じる保護者が多いことがわかった。また、「子どもが部活動と勉強を両立できている」と回答した保護者は約75%にのぼる。
部活動に参加していて良かったこととして、「部活動がない日は、普段できない分の勉強を頑張っている」「自分で納得して取り組んでいるので、責任感や自主性が育まれている」などの意見があがった。一方、部活動に参加していて大変なことは、「体力がなく、部活動が長い日は勉強時間がとれない」「塾の講習に参加するために、事前に顧問の了承を得る必要があり、大変だった」といった意見があがっている。
また、部活動と勉強を両立させるために、「部活動の予定を貼っておいて、勉強スケジュールを自分で考えさせる」「睡眠や体を休ませる時間をとる」「to doリストを作って勉強を進める」などの工夫をしていた。
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