「ゲームはクソ!ミュージカルが最高!」と叱責… 慶大教授、観劇に興味を示さない子の趣味を否定し炎上
Twitterのスクリーンショット(現在は削除されている)
慶應義塾大学経済学部の坂井豊貴教授が「ゲームはクソ!ミュージカルが最高!」などと自身の子を叱責し泣かれたとTwitterに投稿し、批判の声が殺到している。炎上状態となり坂井教授は投稿を削除した。
毎日「マリオカート」などのゲームで遊び、観劇に興味を示さない子に腹が立ったという坂井教授は、「ゲームはクソ! ミュージカルが最高!」と叫んだとTwitterに投稿。すると、子どもは泣きながら「ゲームがだいすきなのにー」「にんてんどうに失礼だー」と反論してきたという。この反応に坂井教授は、「ゲームをけなしたら泣く人間がいるのか。それが私の子どもなのか。わからない」と綴った。翌日には、興味を持たせるために「CATS」のチケットを取ったことを報告。「これで面白がらなかったらゆるさない」と語気を強めていた。
坂井教授の投稿には、自身の趣味を強要し子の価値観を否定しているとして批判や疑問の声が殺到。また、娯楽や芸術に優劣を付けている、クリエイターに敬意を示す子を褒めるべきなど、多くの意見が寄せられている。
「自分の趣味に子供が関心を示さないとブチ切れる親、恐怖でしかない」
「興味を示さない物を強要するのも、子どもの好きな物を否定するのもどっちもダメ」
「ゲームもよいけどミュージカルはもっとよいぞ、と教えるべきでは?」
「演劇はそんな押し付けて観るもんじゃねぇんだよ」
「ミュージカルというあなたの好きなものを押し付け続けたら、きっと子供は観劇を嫌いになる」
「娯楽や芸術のジャンルそのものに優劣などありません」
「あなたの発言は職業差別につながる偏見を含んでいるようにも受け取れます」
「夢中になれる好きなものがあることは幸いなこと」
「人生をかけてゲームを作っている人々に失礼だという見識を持てる、素晴らしいお子さんじゃないですか。素直に謝って、むしろ褒めるべきでは?」
「子供の価値観を認めず、ご自分の価値観を押し付けようとする貴方の方が反省すべきかと思います」
一方では「大人でも完璧じゃないから、理不尽に子供を怒鳴り付けてしまうこともある」と一定の理解を示す声も寄せられている。なお、「ゲームにも様々なジャンルがありますし、まずは歩み寄って一緒にゲームをやってみては如何でしょうか」との提案に坂井教授は、「子どもとは毎日マリオカートやっているのです」と返答している。
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