2021年卒の約半数「就活では大学の成績を重視して」 理系院生は7割が「専攻分野の重視」希望
ディスコは6月26日、「インターンシップの参加意向や就職に関する意識」の調査結果を発表した。調査は5月22日〜5月27日にかけてネット上で行われ、キャリタス就活2021に登録する学生1077人(うち文系学部生682人、理系学部生263人、理系院生132人)から回答を得た。
91.7%がインターンシップに参加意欲があると回答した。できるだけ多くに参加するか、数を絞るか聞くと、「できるだけ多くに参加したい」が60.1%だった。インターンが本格化していない時期というのもあってか、数を絞ろうと考えている人は少ないようであった。「少しでも興味あれば参加したい」という人も58.9%。
文理別に見ると、「できるだけ多くに参加したい」、「少しでも興味があれば参加したい」と答える割合は、理系学生・院生より文系学生のほうが多かった。
現時点で興味のある業界1位メーカー 2位サービス
参加したいインターンシップの期間について聞くと、「短期のもの(5日未満)」が一番多く83.5%。「一週間程度のもの」(72.2%)、「業界や企業の概要を理解できるもの」(60.3%)と続く。
現時点で興味のある業界が「具体的にある」と答えたのは24.3%。「なんとなくイメージはある」(56.7%)が最も多く、「特にない/まだわからない」(18.9%)は少数派だった。
現時点で興味のある業界は、1位メーカー(48.1%)、2位サービス(34.1%)、3位IT・情報処理(24.1%)だった。文理別でみると、文系は、1位サービス、2位メーカー、3位商社。理系は、学部生が1位メーカー、2位IT・情報処理、3位サービスだった。院生は1、2位が同様で、3位がエネルギーとなった。
採用選考と大学生活の結びつきについて聞いた。「大学の成績」を選考で重視してほしい学生は、「とても重視してほしい」(11.9%)、「ある程度重視してほしい」(36.7%)を合わせ半数弱だった。
「専門知識/専攻分野」については「とても重視してほしい」が9.8%、「ある程度重視してほしい」が43.6%だった。特に顕著だったのが理系・院生で、「重視して欲しい」の合計が 74.2%だった。
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