【化学業界編】給与の満足度が高い企業1位は旭化成「能力給で個人の実績が大きく反映され、頑張りが評価されている」
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は7月5日、「化学業界の給与の満足度が高い企業ランキング」を発表した。化学業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「給与の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
1位は「旭化成」で給与の満足度は5点中3.82。2位以降、「積水化学工業」(3.81)、「JSR」(3.80)、「三井化学」(3.76)、「住友化学」(3.49)、「DIC」(3.24)、「昭和電工」(3.04)、「カネカ」(2.86)、「宇部興産」(2.85)、「日立化成」(2.81)と続く。
旭化成「今の給料にはある程度満足している。さらにこの会社は残業がほとんどない」1位の旭化成の報酬については、
「今の給料にはある程度満足している。さらにこの会社は残業がほとんどない。また、給与制度はシステム化され不公平感の少ないものとなっている。基本給と能力給に分かれていて、能力給に関しては個人の実績が大きく反映され、この部分で頑張りが評価されていきます。経営管理職になるまでは、各事業会社の業績に各事業会社の賞与額が反映されません」(研究開発/40代後半男性/年収420万円/2017年度)
といった口コミが寄せられている。同社は東京ミッドタウン日比谷に本社を置く大手総合化学メーカーで、旭化成グループの中枢を担う「旭化成」。
繊維や化学品、電子部品などを扱うマテリアル領域のほか、戸建て住宅「へーベルハウス」や分譲マンション「アトラス」などのブランドで知られる住宅領域、医薬品や医療機器関連のヘルスケア領域と、グループ全体で3つの領域を中心に事業を展開している。
同社は人材育成に力を入れており、年次や業種・職種に合わせた各種研修や資格取得の支援等を充実させている。また、育児・介護支援制度や短時間勤務制度などを導入するだけでなく、男性社員や非正規社員も含め、実際に制度を利用しやすい体制を整えた。
そういった姿勢が評価され、2008年には公益財団法人日本生産性本部が主催する「第2回ワーク・ライフ・バランス大賞」で優秀賞を受賞。2016年には、子育て支援に積極的な企業なうち、特に取り組みが優秀な企業を厚生労働省が認定する「プラチナくるみん」を取得。
なお、2017年度の実績では月間平均残業時間は18.3時間、有給休暇の平均取得日数は16.6日。有給休暇の取得日数は平均よりかなり多い水準となっている。
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「化学」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月〜2018年3月。
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