道路脇にまさかの「ギロチン台」? 交通違反者を即座に処せちゃいそうな「謎の構造物」の正体とは
「路傍に設置された、唐突なギロチン台。
交通違反者を即座に処せる便利な道路構造物......?!」
これは、あるツイッターユーザーによる2022年7月18日のつぶやきだ。なんと恐ろしいツイートなのだろうか。
ギロチンとは、受刑者の首を切断する首切り台。そんなものが道端にあるなんて、現代のことだとは思えない。
しかし、この言葉は実際の風景を見て発されたものだ。しかも、日本で......。
鉄でできていると思わしき枠、そして下部にぶら下がっている刃のような三角形の物体——確かにギロチンに見える。この台で首をチョンパされる交通違反者の姿まで想像してしまった。
例のつぶやきと共にこの写真を添えた道路愛好家のヨッキれん/平沼義之(@yokkiren)さんの投稿はツイッターで注目を集め、
「スピード違反をスピード裁判ですね」
「見せしめでギロチンの前に首並べ始めそう」
「見せしめで違反者減少!?」
など、これまた物騒な反応が寄せられている。
ギロチンの正体はなに?
Jタウンネット記者が平沼さんに取材を行ったところ、話題の写真を撮影したのは2019年12月24日。場所は山口県周防大島町の国道437号線沿いだという。
Googleストリートビューでも最も古い2011年9月から最新の2014年2月に撮影されたデータのすべてで、その姿がはっきりと確認できる。
とはいえ、日本の道端に処刑の道具があるとは信じがたい。
そこで22年7月26日、国道437号線の周防大島町の区間を管轄する山口県柳井土木建築事務所の維持管理課の職員を直撃。本当にギロチンなのかを聞いてみると、
「確かにギロチンのように見えますが、これは垂れ幕を掲示するための台です。ギロチンの刃のような部分に垂れ幕の上部をつけて横にあるワイヤーで吊り上げるんです」
とのこと。
そりゃ日本にギロチンなんておっかないものあるわけないよね......。でも、正体がわかっていても、いきなり遭遇したら思わずビックリしてしまうかもしれない。
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