ブドウの生食用・ワイン用の違い、ご存知ですか?
Jタウンネット2019年8月5日(月)8時0分
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年7月23日放送の「仰天コロンブス」のコーナーでは、金沢市岩出町の本ぶどう園から中継していました。
ブドウが旬を迎えるいま。約6000坪の敷地をもつこのブドウ園では、様々なブドウがたわわに実っています。
糖度が高いのはどっち?
60種類ものブドウを栽培している本ぶどう園。オリジナル品種もあります。ちなみにブドウは、世界でも作られている割合や種類がもっとも多い果物だそうです。
世界で作られているブドウの約8割はワイン用なのに対して、日本では生食用のブドウの方が多く栽培されています。
これは、ヨーロッパから輸入されていたワイン用ブドウの栽培が日本の気候ではうまくいかず、アメリカから輸入された生食用ブドウの方が日本で栽培しやすかったためです。
さて、生食用とワイン用のブドウの違いですが、生食用のぶどうは、粒が大きく皮が薄い、酸味が少ないのに対して、ワイン用は粒が小さく皮が厚く酸味が強いという特徴があります。
この違いは、なんとなく想像できました。ですがそのほかにも、糖度に大きな違いがあります。生食用ブドウは糖度が高いのに対し、ワイン用はそれよりも高い糖度なのです。
だったらワイン用のブドウを食べてみたくなりますが、ワイン用ぶどうは、タンニンや酸味が強いので糖度が高くても甘くないのだそうです。
このような違いでブドウの用途が決まるのですね。
(ライター:りえ160)
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