青山のオシャレ美容室で「大将のおまかせで！」ってお願いしたら、予想外の髪色になってビビった！

私（佐藤）は今、人生で最長の髪の長さを誇っている。深い理由があったわけではなく、何となく伸ばし始めたら、結んでいるのが楽になってしまって、そのままズルズルと4年近く伸ばしっぱなしにしてきたのだ。

だが、もういい！　飽きたし暑い!!　ただでさえ外での取材が多いというのに、なぜ長くしているのか？　もういい加減切りたい！　でも自分にふさわしい髪型を考えるのが面倒くさい！　こうなったら人に任せるしかねえッ!!　ってことで、青山のオシャレな美容室で「大将のおまかせで！」って言ったら、予想外の髪色になっちゃったよ！

・歴戦の猛者
なぜ長髪にしたのかというと、一応ささやな理由があった。人生も後半戦にさしかかり、自らを「おっさん」と自認するようになって、15年くらい経過している。今さら人目を気にする歳でもない。

それなら好きにしようってことで、若い頃に憧れのあった長髪にし始めたのだ。いずれはアフロやドレッドにしようかと思ったが、手入れが面倒と聞いてあっさり断念した。

それらに変わる髪型が思い浮かばなかったので、馴染みの美容師の大将に丸投げすることにしたのだ。彼ならきっとイイ感じにしてくれるはずだ……。

その彼とは、これまで当サイトの無茶な変身企画を、ことごとく叶えてきた男。「歴戦の猛者」と呼ぶにふさわしい美容師、「SHEA.aoyama」の佐藤氏である。

デビッド・ボウイや氷室京介、ドナルド・トランプやジョー・バイデンなど、無茶な変身企画をお願いしているのだが、彼は1度として「ノー」とは言わなかった。

そればかりか、中澤星児の挑んだ煉獄杏寿郎を見事に再現し、たしかな腕前を証明した男である。私は尊敬の念をこめて「大将」と呼んでいる。大将なら絶対なんとかしてくれる！

・大将のおまかせで！
ってことで、青山に来ました。ここに来るのは4年前のバイデンヘア以来だ。つまり大将に会うのも4年ぶりだな。

この階段の向こうに、大将がいる！

佐藤「大将、ご無沙汰してます！」

大将「おう！　元気にしとったか」

佐藤「今日は大将のおまかせでお願いします！」

大将「おう、任せんしゃい！」

・バッサリ!!
そうして、施術開始！　一応、大将なりのプランがあって、それを最初にお聞かせ頂いた。

大将「ワシ、こうしたらええ思うんねん。どや？」

佐藤「もう、何でもしてください！　バッサリ行っても構いませんから！」

大将「ヨッシャ、ほないくで～！」

佐藤「バッチ来い！」

バッサリ！

マジで行きやがった！　ここまで伸ばすのに、どんだけかかったと思っとんね～ん!!　……だが、任せると言った以上、「ちょっとタンマ！」という気はない。武士に二言はないでござる。

こうして涙の断髪式は終了。ここからが本番だ。

最初に洗髪をしてカット、この調子でいくとかなり短髪になる予感である。ハサミが進むに連れて、頭が涼し～い！　暑さから解放される気分だ。

見よ、この毛量を。お店の若いスタッフは「こんなにカットする人、見たことないです」という。そうでしょ、ここは女性のお客さんの多い店だから、ここまで切るのは私くらいしかいないだろう。

・カラーリングだと!?
だいたいカットは終わって、そのまま整髪に移るのかと思ったら、カラーリングに入った。え？　髪色変えんの!?

しかも青！　めっちゃ濃い青やん！　青い髪型なんて1度もしたことないし、そもそも青い髪の人ってあまり見ない気がするんだけど。

大将いわく「白髪はよく色が入るんじゃ～」とのこと。ビックリしたけど、もう信じる。俺は大将を信じる！　それしかなかろうもん!!

そうして毛髪は青く染まっていくのだった。

こんなに濃い青は、絵具でしか見たことがない。これがどう落ち着くのか、はなはだ心配なのだが、はたして……。

この後、再び洗髪して乾かし最後に整えて完成です！　こうなりました～!!

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ジャーーン!!

ええやん！　めっちゃええやん!!　青って意外とええやんか！

スタイルとしては幅広のモヒカンである。

後ろもスッキリして涼しい～！　後頭部はとくに毛量が多いので、ここが毛がゴッソリなくなることで体感温度2度くらい下がった気分。首元を通る風が気持ちイイ～!!

ビフォー・アフターを比べてみると、若くなってない？　5歳くらい若返って見えるのは気のせい？　気のせいではないよな！　な！

実は大将は、私がポールダンスでステージに立つことを考えてヘアメイクしてくれたのである。さすが大将、長年の付き合いだけあって、私のことを良く理解してくれてる。マジ感謝！

さっそく編集部に帰って、衣装を着てみると、合う！　派手な服がとてもよく合う！　メガネとの相性もいいね。

もう普段からこういう格好しちゃおうかなあ。全体的にイメチェンってことで。

こっちは次のステージを想定した衣装。フェイクの革パンに中にはベスト、外は裾の長い燕尾服風のジャケットです。

どや！　ポールダンサーというよりも、舞台役者？　マジシャン？　ちょいバンドマンっぽくもあるかな。

まあ、エンターティナーってことで、そこんとこヨロシクッ！

髪型のスペシャリスト、大将佐藤はマジですげえ！　次に訪ねるときも「大将のおまかせ」でお願いしたい！　それにしても、髪型ひとつで人の印象って変わるもんだなと、我ながら思った次第である。

協力：SHEA.aoyama
Report：佐藤英典
Photo：Rocketnews24

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