広島大とロシアの国立研究機関が「放射線研究」で連携強化
Jタウンネット2017年9月19日(火)7時21分
[Jステーション−広島ホームテレビ]2017年9月7日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、放射線研究の協定締結が紹介されました。
放射線研究の発展へ
放射線研究の連携を強化させようと、チェルノブイリ事故の研究を進めてきたロシアの国立研究機関FMBCと、広島大学原爆放射線医科学研究所(原医研)が協定を結びました。協定締結式は、2017年9月7日に広島大学で行われました。
今回の国際交流協定では、両者が共同で進めている、放射線の線量評価などに関わる研究の発展を目的としています。
協定を受け、両者は今後専門家や大学院生の派遣・受け入れなどの交流を行います。
広島大学・原医研の松浦伸也所長は、「放射線の課題は解決が難しいことが多々あり、国際機関との連携が非常に重要」と述べました。
両者はすでに福島第一原発事故の影響評価を共同で進めていますが、今後は広島の近距離被爆者など共同研究の幅を広げていきたいとしています。(ライター・石田こよみ)
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