羨ましいと感じる勤務先1位「国家公務員」、2位「地方公務員」 若い世代ほど「隣の芝生は青い」と感じる傾向
リスクモンスターは9月27日、「隣の芝生(企業)は青い」調査の結果を発表した。調査は今年7月にネット上で実施し、20〜69歳の男女1000人から回答を得た。
「知人や友人の勤め先を羨ましいと感じたことがある」という回答は41.9%となった。男女別では女性(46.0%)が男性(37.8%)を、婚姻状況別では未婚者(42.8%)が既婚者(40.5%)を上回った。
年代別に見ると、20代(48.5%)が最も高く、30代(48%)、40代(42%)、50代(38%)、60代(33%)と若い年代ほど「隣の芝生は青い」状態になっているようだ。
民間企業では「トヨタ自動車」、「パナソニック」が羨ましい一方、「羨ましいと感じたことがない」(58.1%)と回答した人を職業別に見ると、最も多かったのが「無職」(79.2%)で、以降、「公務員」(65.5%)、「専業主婦・主夫」(60.3%)、「派遣・契約社員」(59.4%)と続く。
年収別では「1000〜1500万円」(69.4%)、「1500万円以上」(62.5%)の高収入層が特に高かった。
どのような企業を「隣の芝は青い」と感じるかを聞くと、前回調査に続いて上位2つが「国家公務員」(19.5%)、「地方公務員」(18.9%)となっており、具体的には「安定している」「老後も心配ない気がする」など羨望度の高さがうかがえた。
3位以降、「トヨタ自動車」(6.5%)、「パナソニック」「三菱商事」(同2.1%)、「キーエンス」「伊藤忠商事」(同1.8%)、「ソニー」(1.5%)、「富士フィルム」「日本電気(NEC)」「楽天」「東日本旅客鉄道(JR東日本)」「電通」(同1.2%)と続く。
羨ましいと感じるポイントを聞くと、1位は「給与が高い」(56.3%)。2位以降、「福利厚生が充実している」(45.1%)、「会社に安定性がある」(40.3%)、「会社の知名度が高い」(25.3%)、「会社の業績が好調」(20%)などが続く。
ただ、羨ましいと感じる企業に転職したいと回答した人は50.8%。年代別に見ると20代(58.8%)が最も高く、年代を重ねるにつれ減少する。いまの会社に留まりたい理由を聞くと、「残業が少ない」(27.2%)、「職場が自宅から近い」(24.8%)、「転勤がない」(19.4%)という声が多くあがった。
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