石川・富山県民なら楽勝? 難読「医王山」の読み方は
Jタウンネット2018年10月21日(日)15時0分
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年10月8日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、医王山(いおうぜん)の読み方について検証していました。
白兀山(しらはげやま)、奥医王山、前医王山などをまとめた総称で、日本有数の薬草が生えていることでも知られる医王山。なぜ「やま」や「ざん」などではなく「ぜん」と読むのでしょうか?
県内で唯一「ぜん」と読む山だった
加賀市にあり、多くの登山家が訪れる「深田久弥(ふかたきゅうや) 山の文化館」には、山にまつわるいろいろな本や資料が置いてあります。深田久弥自身が書いた「日本百名山」は登山家たちのバイブルとしても有名です。
そこで見つけた「石川の山」という本には133の山が収載されており、調べてみると一番多いのは「やま」と読むもので68%、「岳(だけ)」が11%、「さん、ざん」と読むのが10%、その他は「峰(みね)」など。「ぜん」と読むのは医王山だけでした。
山の文化館の方の話によると「ぜん」と読むのは2つの説があり、一つは前のほうにあるから、もう一つは「御膳」という意味が含まれているからということでした。
山そのものが御神体、すなわち「神」を表すので、そこから「膳→ぜん(山)」となったということです。
医王山を研究して50年という林正一さんの話では、医王山が開山した時にお寺もいくつか置かれたのですが、その一つが育王山惣海寺(いくおうぜんそうかいじ)だったことに由来して「いおうぜん」になったともいわれています。
どちらにせよ信仰にかかわるありがたい説ですよね。(ライター:りえ160)
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