低学年の習慣化が鍵だったと実感!我が家で実践した「宿題に取りかかりやすい環境の作り方」

マイナビ子育て2021年10月24日(日)6時0分

宿題をしていても途中で遊び出してしまう。なかなか宿題に取りかからない……。なかなか勉強をしない我が子にお悩みではありませんか? そんな状況から集中しやすい環境を作るにはどうすべきか? 4人の子育ての中で実感した、必要最低限の学習環境の整え方についてご紹介いたします。

こんにちは。名古屋在住、4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。

子どもが小学生になるときに、先輩ママからアドバイスをもらったのが「低学年のうちに、帰宅したらすぐに学校の準備や宿題の習慣をつけておくといい」ということ。

とはいえ、下のきょうだいがいると、ついついテレビを見たり、おもちゃで遊んでしまったり……。特に下の2人は双子なので、なかなか勉強へ頭を切り替えられず、2人で盛り上がってしまうことも。

今回は、落ち着きのない双子の息子たち(小4)が宿題をしやすいように意識している環境の作り方をご紹介します。

「近くにいてほしい!」はリビング学習で解決

家に帰ってくると、ご飯の準備や家事などでゆっくりと宿題を見てあげる時間はなかなかとれません。1年生のころは、ひとりで宿題をすることに慣れていないこともあって、いつの間にかテレビを見ている……ということも。

そこで、家事をしながらでも目が届きやすい、ダイニングテーブルで宿題をすることで落ち着きました。いつでも声をかけられる距離感、大人がなんとなく視界に入る距離感が安心できたようです。

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ランドセル収納から1歩が宿題習慣の鍵

ダイニングテーブルで宿題をすることが習慣になった息子たち。ランドセルから宿題を出し入れするので、宿題前後の準備や片づけができるだけ楽になるように、ダイニングテーブルを振り返った場所にランドセル収納を作っています。

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一歩で届くので、ランドセルから出した宿題や学校支給のタブレットがそのままテーブルの上にポンと出てくる距離感は、見ているだけでもスムーズなことがわかります。「ご飯だから片づけて〜」と声を掛ければ、素早く片づけることもできます。

テレビやおもちゃの誘惑は背中で受ける!

「帰ってきたら、まず遊びたい!」は、子どもにとっては当たり前のことですよね。なので、宿題をするタイミングは「帰宅後すぐ」でなくてもいいとは思っています。

ただ、宿題の途中で遊び出すのは避けたいところ……。

そこで、宿題をする場所はテレビやおもちゃが「視界に入らない位置」にしています。

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ダイニングテーブルのどこに座るかを調整するだけ。宿題にかかる時間がバラバラなので、きょうだいがテレビを見はじめてしまうことも多いのですが、テレビに背中を向けていれば、顔をあげたときも目線に入ってきません。

ただし、テレビの音を小さくしてもらうなどの協力は不可欠ですね。

まとめ

「宿題をしなきゃ」と思いつつも、なかなか取りかかれない……と思ったら、宿題をする場所、誘惑との距離感が要因のひとつかもしれません。できない状況を観察してみたり、子どもに聞いてみることで、意外と環境を整えるヒントが見えてきますよ。

よかったら参考にしてみてくださいね。

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