青山学院大・明治大など「大学駅伝」沿道応援の自粛求める

リセマム2020年10月29日(木)16時15分

応援自粛のお願い

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明治大学は2020年10月27日、11月1日に開催される「秩父宮賜杯 第52回全日本大学駅伝対校選手権大会」の沿道での応援自粛を求めた。2019年度の優勝校の東海大学や2位の青山学院大学も、コース上での応援自粛を呼び掛けている。

 全日本大学駅伝は、出雲駅伝、箱根駅伝とともに学生三大駅伝と呼ばれている。毎年11月第1日曜日に名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮8区間の106.8kmを競う。シード校や全国8地区の選考会を勝ち抜いてきたチームなど計25チームが出場し、大学駅伝日本一が決定する。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、主催する日本学生陸上競技連合はコース沿道での観戦、応援を控えるよう依頼。出場する各大学も、自粛を呼び掛けている。

 第51回大会で優勝した東海大学は、新型コロナウイルス感染症予防を最優先した大会の開催となることから、沿道やスタート・ゴール・中継所のすべてのコース上にて応援の自粛をお願いしている。青山学院大学は、開催地域の住民や関係者、他大学および陸上競技部の選手たちのために、今年度は自宅からのテレビ中継などでの応援協力を呼び掛ける。

 明治大学は、各大学関係者ならびに駅伝ファンの協力があってはじめて開催できる大会とし、大変心苦しいが沿道などでの応援自粛を求めている。そのほか、國學院大学や駒澤大学も、レースの模様はテレビやラジオなどのメディアを通じて声援してほしいとしている。

 「秩父宮賜杯 第52回全日本大学駅伝対校選手権大会」は午前8時5分スタート。今回、開会式や閉会式は実施しない。レースはテレビ朝日系列の全国ネットで生中継する。

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