【大学入学共通テスト2024】50万人下回る志願者、現役割合は最高値…Y-SAPIX
リセマム2023年12月14日(木)18時15分
SAPIX YOZEMI GROUPが運営する受験生のための総合情報サイト「東大・京大・医学部研究室」は2023年12月12日、「2024年度大学入学共通テスト志願状況」について公開した。本番まで残り1か月となった2024年度の共通テストについて、志願者数などから状況を分析している。
2024年度入試で4回目、新課程入試変更前では最後となる大学入学共通テスト(以下、共通テスト)は、2024年1月13日と14日の2日間で実施。追・再試験は1月27日と28日に行われる。共通テストの志願者数は、前年度(2023年度)から2万668人減の49万1,913人。センター試験開始以降、50万人を下回ったのは1992年度入試以来のことだという。
一方、現役志願率(現役生全体のうち共通テストに出願した者の割合)は45.2%。共通テスト志願者全体に占める現役生の割合は85.3%で、どちらも過去最高をわずかながら更新。高校既卒生(浪人生)は5年連続の減少となり、占有率も13.9%と過去最低を更新。多くの現役生が共通テストに臨み、現役生中心の入試になりつつある状況がうかがえる。
18歳人口は来年以降、数年は横ばいで推移すると推計されているため、2025年度入試は志願者数も横ばいとなる見通しだが、過去に入試制度が変更された年は、特に浪人生の減少が目立つという。近年減少が続く浪人生においては、来年度、新課程入試に変わることで、より一層志願者数が少なくなることも考えられる。
2024年度入試の共通テスト利用大学の総数は707大学、専門職大学・短期大学を含めると864大学で、過去最多だった前年度の870大学から6大学減少。公立大学は2023年4月から公立大学化した旭川市立大学(北海道)が加わり94大学から1大学増の95大学となる。私立大学は、北海道武蔵女子大学(北海道)・仙台青葉学院大学(宮城)・愛知医療学院大学(愛知)の3大学が短大から4年制大学へと変更・開学することにともない新規利用する一方、学生募集を停止した恵泉女学園大学(東京)など8大学が利用を中止。結果、530大学と前年度入試から5大学減少する。なお、私立大学全体では約9割が一部あるいは全学部で共通テストを利用する。
現役志願率を出身高校などの所在地別にみると、もっとも高いのは東京58.0%、もっとも低いのは沖縄32.1%となった。特に東京・広島・愛知・富山は過去3年すべて50%を超える高い志願率が続いている。同じ大都市圏でも、東京が6割近い志願率を示す一方、大阪は4割未満にとどまり、その差は20ポイント以上開いている。こうした地域差は例年みられ、地域・都道府県によって、共通テストに出願するか否か、大学入試への取り組み方が異なっているようすがうかがえるという。
2024年度入試で4回目、新課程入試変更前では最後となる大学入学共通テスト(以下、共通テスト)は、2024年1月13日と14日の2日間で実施。追・再試験は1月27日と28日に行われる。共通テストの志願者数は、前年度(2023年度)から2万668人減の49万1,913人。センター試験開始以降、50万人を下回ったのは1992年度入試以来のことだという。
一方、現役志願率(現役生全体のうち共通テストに出願した者の割合)は45.2%。共通テスト志願者全体に占める現役生の割合は85.3%で、どちらも過去最高をわずかながら更新。高校既卒生(浪人生)は5年連続の減少となり、占有率も13.9%と過去最低を更新。多くの現役生が共通テストに臨み、現役生中心の入試になりつつある状況がうかがえる。
18歳人口は来年以降、数年は横ばいで推移すると推計されているため、2025年度入試は志願者数も横ばいとなる見通しだが、過去に入試制度が変更された年は、特に浪人生の減少が目立つという。近年減少が続く浪人生においては、来年度、新課程入試に変わることで、より一層志願者数が少なくなることも考えられる。
2024年度入試の共通テスト利用大学の総数は707大学、専門職大学・短期大学を含めると864大学で、過去最多だった前年度の870大学から6大学減少。公立大学は2023年4月から公立大学化した旭川市立大学(北海道)が加わり94大学から1大学増の95大学となる。私立大学は、北海道武蔵女子大学(北海道)・仙台青葉学院大学(宮城)・愛知医療学院大学(愛知)の3大学が短大から4年制大学へと変更・開学することにともない新規利用する一方、学生募集を停止した恵泉女学園大学(東京)など8大学が利用を中止。結果、530大学と前年度入試から5大学減少する。なお、私立大学全体では約9割が一部あるいは全学部で共通テストを利用する。
現役志願率を出身高校などの所在地別にみると、もっとも高いのは東京58.0%、もっとも低いのは沖縄32.1%となった。特に東京・広島・愛知・富山は過去3年すべて50%を超える高い志願率が続いている。同じ大都市圏でも、東京が6割近い志願率を示す一方、大阪は4割未満にとどまり、その差は20ポイント以上開いている。こうした地域差は例年みられ、地域・都道府県によって、共通テストに出願するか否か、大学入試への取り組み方が異なっているようすがうかがえるという。
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