【阪神】森下翔太に2年目のジンクスはあるか チーム1の愛されキャラがレギュラー定着の「ポイント」とは

2024年1月1日(月)17時0分 ココカラネクスト

森下はルーキーイヤーから大きな存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 2024シーズン、連覇を狙う阪神で注目となるのは、ルーキーイヤーで10本塁打をマークするなど、新人離れした活躍を見せた森下翔太にもある。

 ドラフト1位入団、球団の新人右打者としては岡田彰布監督以来、43年ぶりとなる2桁本塁打を記録、迎えたオリックスとの日本シリーズでも新人記録を更新する7打点をあげ日本一に貢献するなど大きく存在感を示した。プロ1年目は94試合に出場、打率・237、10本塁打、41打点の成績を残した。

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 佐藤輝明内野手との「アイブラック兄妹」など愛嬌も人一倍、オフのテレビ番組では先輩ナインにも可愛がられる、天真爛漫な素顔も明らかになった。

 また迎える2年目、目指すレギュラー定着に大事なポイントとなりそうなのは波を少なくすることも求められそうだ。ルーキーイヤーは2度の二軍落ちも経験、勝負の8月以降、3番に定着したが、優勝が決まった後の9月後半に22打席連続無安打を喫するなど、好不調の波も激しかった。ルーキーイヤーとして当然ともいえるプロの壁の厚さを体感したわけだが、この経験を生かした上でコンスタントに成績を残せるか。

 フルスイングを貫けるかも注目となりそうだ。思い切りのいいスイングは広くしられることになり、他球団投手もこの「マン振り」を恐れているともされる。ただ2年目ともなれば、他球団投手も対策を練り、〝包囲網〟がしかれることも予想される。これだけ結果を残せば、厳しく攻められることも予想される中、小さくまとまることなく、スタイルを貫くことで打者としてさらに成長していくとみられる。

 ルーキーイヤーは「6番・右翼」で開幕スタメンを飾ると、リードオフマン近本光司が負傷で抜けたときは1番、また夏場以降はクリーンアップを務めるなど、まさに状況に応じて確実に成長を示してきた森下を指揮官も認めている。

 来季はさらに主力へと成長することが期待されている。あのはじけるような笑顔がどれだけ見られるか、2024シーズンも猛虎のキーマンとなることは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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