チェルシーはブライトンと辛くもドロー…好セーブ連発のケパ、鮮やかオーバーヘッド弾は防げず

2020年1月1日(水)23時30分 サッカーキング

ブライトンで好セーブを連発したケパ [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第21節が1日に行われ、ブライトンとチェルシーが対戦した。

 チェルシーは2−1で勝利した29日の第20節アーセナル戦からスタメンを3人変更。同試合で同点ゴールを挙げたジョルジーニョのほか、クリスティアン・プリシッチとリース・ジェームズがスタメンに復帰し、フォーメーションも3−4−3から4−3−3に戻った。

 アウェイのチェルシーは10分、コーナーキックから先制する。ウィリアンが右サイドからインスイングのボールを送ると、ファーサイドのクル・ズマが頭で折り返す。タミー・アブラハムがボレーで合わせたシュートは相手DFに間一髪でブロックされるが、こぼれ球をセサル・アスピリクエタが押し込み、2020年のプレミアリーグで最初のゴールを記録した。

 21分、ブライトンにアクシデントが発生。今季全試合でフル出場を果たしていたダン・バーンが腕を負傷し、ベルナルドとの交代を余儀なくされた。

 1点を追うブライトンは次第に攻勢を強め、43分にカウンターから決定機を迎える。ニール・モペイが裏への飛び出しで左サイドの深い位置まで侵入すると、グラウンダーで折り返し。このボールにレアンドロ・トロッサールが左足ダイレクトで合わせたが、枠を捉えたシュートは相手GKケパ・アリサバラガの好守に阻まれた。

 後半に入っても一進一退の攻防が続く中、ブライトンは80分にフリーキックから絶好機を生み出す。トロッサールが右サイドから低めのボールを送ると、アリレザ・ジャハンバフシュが手前でコースを変え、ボールは中央のアーロン・コノリーの下へ。コノリーは難しい体勢でのコントロールからフィニッシュまで持ち込んだが、ケパのファインセーブに阻まれた。

 すると84分、ブライトンがスーパーゴールで同点に追いつく。右サイドからのコーナーキックをルイス・ダンクがヘディングで折り返すと、ジャハンバフシュがオーバーヘッドでシュート。ケパは一歩も動けずに見送り、ボールは綺麗な放物線を描いてゴール左下隅へと吸い込まれた。

 同点に追いつき勢いに乗るブライトンは、89分にもビッグチャンスを迎える。ジャハンバフシュが右サイドからグラウンダークロスを供給すると、モペイが完璧なタイミングで合わせてフィニッシュ。しかし、またしてもケパが立ち塞がり、鋭いシュートは足でストップされた。

 試合はこのまま終了し、両者勝ち点「1」を分け合う結果となった。1月最初の週末はFAカップ3回戦が行われる関係で、プレミアリーグは一旦お休みに。次節は11日に行われ、チェルシーはホームでバーンリーと、ブライトンはアウェイでエヴァートンとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ブライトン 1−1 チェルシー

【得点者】
0−1 10分 セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
1−1 84分 アリレザ・ジャハンバフシュ(ブライトン)

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