トッテナム、“絶好調”ボーンマスを3-1で撃破! 2023年を勝利で締めくくるも新たに2名が負傷

2024年1月1日(月)1時46分 サッカーキング

ボーンマスに勝利したトッテナム [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第20節が31日に行われ、トッテナムとボーンマスが対戦した。

 ここまで11勝5敗3分の5位につけているトッテナム。前節のブライトン戦ではリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫したなかで、今節も韓国代表FWソン・フンミンやブラジル代表FWリシャルリソンなどを先発に起用。負傷者が続出する苦しい台所事情を抱えながら、現在7戦負けなしと好調を維持するボーンマスをホーム『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』で迎え撃った。

 試合は、開始早々にトッテナムが決定機を作り出す。2分にGKグリエルモ・ヴィカーリオがロングフィードで前線にボールを供給すると、パペ・マタル・サールのスルーパスにブレナン・ジョンソンが反応。右サイドの裏を抜け出し、ダイレクトで低いアーリークロスを送り、逆サイドのソン・フンミンが左足で合わせたが、ミートしきれず枠の左に外れてしまった。

 攻勢を強めるトッテナムは9分、最終ラインからビルドアップを行うボーンマスに対してハイプレスを仕掛けると、ロドリゴ・ベンタンクールが中盤で縦パスをカット。ジオヴァニ・ロ・チェルソからパスを受けたサールがそのままドリブルでボックス内に持ち運び、思い切りよく右足を振り抜く。シュートはゴール左に吸い込まれ、トッテナムが成功に成功した。

 リードしたトッテナムだったが、30分にアクシデントが発生。先制点を挙げたサールが左足を痛めてピッチに座り込んでしまう。負傷者が相次いでいるトッテナムだが、予期せぬ形でセネガル代表MFが交代を強いられてしまった。

 対するボーンマスは、前半アディショナルタイムにカウンターを仕掛けたトッテナムから中盤でボールを奪取。マーカス・タヴァーニアーがペナルティエリア右角から大外にクロスを送ると、ボールを受けたダンゴ・ワッタラが時間を作りながらマイナスに折り返す。DFとの駆け引きを制したドミニク・ソランケがダイレクトでシュートを放つと、ボールは相手選手に当たってゴールへ向かう。しかし、惜しくもクロスバーに阻まれ、得点には至らなかった。

 後半の立ち上がりにも、ボーンマスにビッグチャンスが訪れる。50分に左サイドでコーナーキックを獲得すると、キッカーを務めるルイス・クックが右足で鋭いボールを蹴り入れる。ファーサイドにポジションを取っていたソランケが、打点の高いヘディングで合わせたものの、トッテナムのGKヴィカーリオがなんとか掻き出した。

 すると、71分にトッテナムが中盤で細かいパスを繋ぎながらボーンマスの守備ブロックを崩す。リシャルリソンのポストプレーから、ロ・チェルソが左足のアウトサイドでDFの背後に技術が光るスルーパスを送る。裏に抜け出したソン・フンミンが左足で放ったシュートは右のポストに当たってゴールイン。トッテナムが大きな追加点を挙げた。

 さらに80分、トッテナムがDFラインでボールを繋いで前進を試みると、センターバックのエメルソン・ロイヤルが右足で右サイドの裏にロングボールを供給。飛び出したB・ジョンソンがダイレクトでクロスを送り、ゴール前にフリーでスプリントしてきたリシャルリソンが確実に流し込み、トッテナムがリードを3点に広げた。

 その後は、84分にボーンマスから1点を返され、途中投入のアレホ・ベリスも負傷によりピッチを去るなど、後味の悪い試合終盤となったトッテナムだったが、3−1でゲームは終了。2023年ラストマッチを白星で飾った。次節、トッテナムはFAカップのバーンリー戦を挟んで、来月14日にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。無敗が「7」で途絶えたバーンリーは、FAカップのQPR戦を挟んで、来月21日にホームでリヴァプールと対戦する。

【スコア】
トッテナム 3−1 ボーンマス

【得点者】
1−0 9分 パペ・マタル・サール(トッテナム)
2−0 71分 ソン・フンミン(トッテナム)
3−0 80分 リシャルリソン(トッテナム)
3−1 84分 アレックス・スコット(ボーンマス)

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