【箱根駅伝】青学大が往路連覇!若林が山で区間新逆転 「あいたいね大作戦」成功へ大前進
2025年1月2日(木)13時24分 スポーツニッポン
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町—箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ)
第101回大会の往路が、東京・大手町〜神奈川・箱根町の5区間107・5キロで行われ、青学大が5時間20分1秒で2年連続7度目の優勝を飾った。
1区の宇田川瞬矢(3年)が10位とやや出遅れたものの、2区の黒田朝日(3年)が、1時間5分44秒の区間新(区間3位)の大激走で3位に浮上。3区の鶴川正也(4年)が堅実につなぎ、4区の太田蒼生(4年)が力走を披露し、山上り5区の若林宏樹(4年)に託した。
トップの中大と45秒差でタスキを受けた若林は、山を快調に駆け上がった。9・6キロ付近でついに逆転。中大は1区の号砲まもなく首位に立ってそのまま独走していたが、レースが始まって約96キロでついに首位が交代し、“若の神”が1時間9分11秒の区間新記録で歓喜のゴールに飛び込んだ。
原監督が今大会で発令したのは「あいたいね大作戦」。(1)愛する箱根駅伝(2)大手町フィニッシュで笑顔で会いたい(3)喜び合いたい、などと複数の意味を込めている。
3日の復路も着実につなぎ、連覇で「あいたいね大作戦」を完遂する。