長期離脱のロイスが合宿帯同、2月に復帰へ…ゲッツェらも練習参加

2018年1月4日(木)8時17分 サッカーキング

昨年5月のDFBポカール決勝以降、離脱が続いているロイス [写真]=Bongarts/Getty Images

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 2週間にも満たない冬季休暇が終了し、後半戦の戦いに向けてキャンプ地スペインのマルベーリャに旅立ったドルトムント。そこで待ち受けているのは、最高気温9度で雨も時折みせるドイツの気候とは全く異なり、気温19度の晴天の下で6日間行う練習の日々だ。ドイツ誌『kicker』日本語版が3日に伝えた。

 ドルトムントは、前半戦終盤の12月にペーター・シュテーガー監督が就任したばかりということもあり、今回は理解を深めるだけでなく、戦術面やポジショニングといった部分にも取り組んでいくことになる。「彼は僕たちのネジを正しく締め直してくれたんだ」とドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルは新指揮官を評価したが、真価が問われるはむしろ後半戦からだ。

 今回のキャンプでは、1月6日にFW宇佐美貴史が所属する2部のデュッセルドルフと、さらに同8日にはベルギーの国内カップ王者ズルテ・ワレヘムとテストマッチを実施する予定。守備の安定化のみならず、ボールをもった場合のプレーについても改善を求めていくようだ。

 なお、テストマッチには離脱が続いていたドイツ代表のMFマリオ・ゲッツェとDFエリック・ドゥルム、ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクらがオプションとなる見通しであり、キャンプ初日からチーム練習にも参加する予定。さらにドイツ人MFゴンサロ・カストロの復帰も迫っており、後半戦開幕までにはシュテーガー監督はより多くのオプションを手にして臨むことが可能だ。

 ただ、その一方でしばらく離脱が続くのがドイツ代表FWマルコ・ロイス。昨シーズンのポカール決勝から負傷離脱しているが、今冬のキャンプには帯同、これはチームにとって1つの朗報だ。28歳のウィンガーは徐々にチーム練習に参加していく予定であり、このまま順調にいけば2月中旬には再び戦列に加わることができるかもしれない。

 また、今回のメンバーにはガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの姿が見られなかったが、アフリカ年間最優秀選手賞の式典に出席するためであり、5日には合流予定となっている。

サッカーキング

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