トッテナムで出場機会を失うダイアー…バイエルンと口頭合意で1月での退団が濃厚に
2024年1月6日（土）3時1分 サッカーキング
バイエルンと口頭合意に達したと報じられたダイアー [写真]=Getty Images
現在29歳のダイアーは、母親の仕事の影響で移住したポルトガルのスポルティングでユース時代を過ごし、同クラブでトップチームデビュー。2014年夏にトッテナムと5年契約を交わして、移籍初年度からリーグ戦28試合に出場すると、2015年にはイングランド代表に初選出された。以降もクラブの中心選手としてプレーしていたダイアーだが、昨シーズン後半に鼠径部を負傷して以降調子を落としており、今シーズンのプレミアリーグでは4試合の出場に留まっている。
同メディアによると、今シーズン限りでトッテナムとの契約が満了を迎えるダイアーは、ドイツ王者への加入に向けた個人的な条件について、バイエルンと口頭合意に達した模様。トッテナムもフリーでの放出を避けるため、クラブ間での交渉はスムーズに進行すると見られており、ダイアーのトッテナムでのキャリアは今冬に終わりを告げることとなりそうだ。
また、トッテナムとしては新たなセンターバックの獲得が、ダイアー放出の条件となるようだが、ジェノアに所属するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンの獲得に自信を持っているため、障壁にはならないという。
一方で、ドイツメディア『スカイ』は、バイエルンがダイアーに加えて他の代替案も検討していると指摘。最終決定はまだ保留中と主張しながら、今シーズンのプレミアリーグで合計198分しかプレーできていない同選手が、「バイエルンの守備の問題を解決できるだろうか？」と疑問を投げかけている。
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