トッテナム、バーンリーとのプレミア勢対決を制す! 2024年初戦を勝利しFAカップ4回戦進出

2024年1月6日(土)7時5分 サッカーキング

バーンリー戦で決勝点を挙げたペドロ・ポロ [写真]=Getty Images

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 FAカップ3回戦が5日に行われ、トッテナムとバーンリーが対戦した。

 先月31日に行われたプレミアリーグ第20節・ボーンマス戦を勝利したトッテナム。今シーズンここまでの公式戦で21試合出場12ゴール5アシストを記録しているソン・フンミンが、アジアカップにより離脱を強いられるなか、4回戦進出を目指してバーンリーを本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』に迎え撃った。

 最初に決定機を迎えたのはトッテナム。11分に相手のゴールキックの流れから自陣でボールを奪うと、リシャルリソンがハーフライン付近で落としたヘディングを、ジオヴァニ・ロ・チェルソが左サイドに展開する。パスを受けたブレナン・ジョンソンがドリブルでボックス内に持ち運び、カットインから右足を振り抜くが、鋭いシュートはバーンリーのGKリヤネット・ムリッチに弾かれてしまった。

 以降は、トッテナムが押し込む時間が続いたが、27分にバーンリーがビッグチャンスを作り出す。ポゼッションを行いながら左右にトッテナムを揺さぶり、細かいパスワークでバイタルエリアに前進。縦パスを受けたゼキ・アムドゥニが、真横にサポートしたアナス・ザルリとのワンツーからGKと1vs1の局面を迎える。しかし、トラップが若干流れたため、体勢を崩しながら放ったシュートは、枠の上へと外れた。

 スコアレスで突入した後半は、立ち上がりから激しく攻守が入れ替わるオープンな展開に。開始早々にトッテナムのデヤン・クルゼフスキが、カットインからゴール左にわずかに外れたシュートを放つと、バーンリーも直後の51分に自陣深くでボールを奪取して仕掛けたカウンターから、ジョシュ・カレンが低くコントロールしたミドルシュートを放つなど、両者ゴールへと迫る。

 66分にはトッテナムが自陣からビルドアップを行いボールを運ぶと、途中投入されたブライアン・ヒルがスルーパスを供給。内側のスペースから左サイドのライン際を駆け上がってきたデスティニー・ウドジェがダイレクトでクロスを送り、ゴール前で待ち受けていたB・ジョンソンがボレーシュートで合わせる。ボールは枠を捉えたものの、GKムリッチが抜群の反応で弾き出した。

 攻勢を強めるトッテナムだったが78分、ついにスコアを動かす。バーンリーのGKムリッチがカウンターを狙い、素早くスローイングで味方へと繋ぐと、トッテナムの右サイドバックを務めるペドロ・ポロが高い位置でボールを奪取。相手DFが多くボックス内に留まるなか、ペナルティエリア外から思い切ってシュートを放つと、無回転のボールは軌道を変化させながらゴールイン。GKが一歩も動けない強烈な一撃で、トッテナムが先制に成功した。結局、試合はそのまま1−0で終了し、トッテナムが勝利。2024年の初戦を白星で飾って3回戦を突破した。4回戦は日本時間で27日の開催予定となっている。

【スコア】
トッテナム 1−0 バーンリー

【得点者】
1−0 78分 ペドロ・ポロ(トッテナム)

サッカーキング

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