モイーズ監督、解任までのリミットは2週間? ウルヴス&エヴァートンとの残留争い直接対決次第では…

2023年1月7日(土)16時48分 サッカーキング

モイーズ監督の運命が決まる2週間に? [写真]=Getty Images

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 ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督に与えられた時間は、残り少なくなっているかもしれない。6日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 同紙によると、プレミアリーグで現在17位に位置し、残留争い真っ只中という状況を受けて、モイーズ監督の立場が怪しくなっているとのこと。ここからの戦績次第では、解任される可能性もあるようだ。

 ウェストハムはFAカップ3回戦のブレントフォード戦を7日に控えている。だが、同大会はクラブ内で優先度が高い訳ではなく、あくまでもリーグ戦が優先。プレミアリーグ20節のウルヴァーハンプトン戦(A)、21節のエヴァートン戦(H)と戦う残留争い直接対決の結果如何が、モイーズ監督の命運を決めることになると伝えられている。

 なお、現状ではオーナーのデイビッド・サリバン氏はモイーズ監督を支持しているものの、改善のサインが見えなければ経営陣は同監督の解任を決断するとも。ただし、残留争いを戦う状況下と財政的な制約がある点を踏まえれば、クラブが希望するプレミアリーグで実績のある監督を招聘出来る可能性は小さいと認識していることも併せて報じられている。

 モイーズ監督は、プレストンで監督キャリアをスタートさせると、2002年から11年間エヴァートンを率いて評価を上げた。2013年にはマンチェスター・Uの監督に就任するも、10か月で解任の憂き目に遭うと、レアル・ソシエダ、サンダーランドでも結果を出せず。2017−18シーズン途中にウェストハムの指揮を執り、シーズン終了後に退任するも、2019年に再任。そのシーズンこそ残留争いに巻き込まれるも、翌シーズンから6位、7位と2年連続で欧州大会の出場権を獲得し、評価を回復した。今季は4勝3分11敗の17位で残留争いに直面し、18位エヴァートンとは得失点差だけと、苦しい戦いを強いられている。

サッカーキング

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