シャルケがFWマルク・ウートの争奪戦を制す!…来季フリー移籍決定

2018年1月9日(火)22時21分 サッカーキング

来季シャルケ移籍が決まったFWウート [写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images

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 シャルケがホッフェンハイムからドイツ人FWマルク・ウートを獲得したことを発表した。ドイツ誌『kicker』日本語版が9日に伝えた。

 ついにウートが決断を下した。今シーズン終了後に移籍金なしで、ホッフェンハイムからシャルケへと戦いの場を移すことになる。これは同日に両クラブから発表されたもので、26歳のFWは2022年までの契約を結ぶ。

 シャルケのマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏は「現在ドイツ人の中でもっとも得点力を持ったFW。夏にはさらに我々のオフェンス陣の選手層が増すよ。獲得できてとてもうれしいね」とコメント。

 また、ウートは「正しい次のステップだと思う。新しい挑戦を心待ちにしているよ。それまではホッフェンハイムで目標を達成できるように集中して、力の限りを尽くすよ」と述べている。

 一方、「当然ながら、我々としてはマルクとの延長を希望していた」と語ったホッフェンハイムのアレクサンダー・ローゼンSD(スポーツディレクター)は、「しかし彼から合意を得られることはなかった」と言葉を続けた。

 ウートは今シーズン、レヴァークーゼンのFWケヴィン・フォラントと並んでドイツ人トップの9得点をマーク。ブンデス全体でみれば、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン、そしてアウクスブルクのアイスランド代表FWアルフレズ・フィンボガソンに次ぐ、4番目の得点を重ねており、契約が今シーズンいっぱいまでだったことからも、その去就に注目が集まっていた。

 ケルンでユース時代を過ごした身長185センチの左利きFWは、2015年にヘーレンフェーンからホッフェンハイムに移籍。ここまでリーグ戦63試合に出場し、24得点6アシストをマークしており、シャルケのみならず、ボルシアMGやドルトムントからの関心が伝えられていた。

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