3-1リードから逆転負けのローマ…モウリーニョ監督は「心理的崩壊があった」

2022年1月10日(月)11時0分 サッカーキング

試合を振り返ったモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

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 ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が9日、ユヴェントス戦を振り返った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 アーセナルからローン移籍で新加入のイングランド代表MFエインズリー・メイトランド・ナイルズがデビュー果たしたローマは、イングランド代表FWタミー・アブラハム、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、イタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで一時は3−1とリード。しかし、70分にイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリにゴールを許したのを皮切りに、7分間で3失点。3−4で逆転負けを喫した。

 第20節のミラン戦(1−3で敗戦)に続く2連敗となったローマのモウリーニョ監督は、「我々は70分間完全にコントロールしていた」と語り、以下のように続けた。

「チームは本当に良いプレーをし、コントロールするという考えを持っていたので、我々は前に出て力強いスタートを切った。テンポを制御し、主導権を握るハイプレスのアイディアを持っていた」

「70分間とても良かったが、心理的崩壊があった。フェリックス(・アフェナ・ギャン/ガーナ国籍FW)が(コロンビア代表DFフアン・)クアドラードとのスプリントで並外れた勝負をしたので、3−2になった時点で交代させた。だがそれは間違いだった」

「ユヴェントスのような強いメンタリティー、キャラクターを持つチームに3−2で追い上げられると、恐怖が飲み込む。心理的なコンプレックスだった。私の問題ではなく、チームにとっては問題だ」

 また、この冬の補強についてもモウリーニョ監督は言及している。

「この3年間、毎日休むことなく、ここで働き続けたい。自分たちのポテンシャルに本当にマッチするクラブのフォローが必要だ。今、我々はチーム強化のため、ローン移籍で2人の選手とサインしている。1人はメイトランド・ナイルズで、もう1人は来週に入団すると思われる別のMFだ。ある程度の責任を持つのに適した、より優れたフィジカルとパーソナリティーを持つプレーヤーだ」

 今節勝利した4位アタランタとの勝ち点差が「9」に広がり、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に痛手となったローマ。次節はホームでカリアリと対戦する。

サッカーキング

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