国内男子ゴルフ、来季出場権の予選会は初の米国開催 5月2週目には新規大会開催へ
2025年1月21日(火)19時5分 スポーツ報知
理事会後に取材に応じる諸星裕会長(左)と倉本昌弘副会長(カメラ・高木 恵)
国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は21日、都内で理事会を行い、来季出場権を争う1次、2次予選会(QT)を6月下旬から7月に米国で行うことを決めた。海外開催は初となる。
国内会場のほかに、カリフォルニア州南部のコースで1次、2次を2週連続で実施。勝ち抜いた20〜30人が日本で行われる3次、最終QTに進出する。米国など海外の選手を中心に約100人の応募が見込まれている。諸星裕会長は開催意図を「国際化は当然ある」と語り、収益面でもメリットがあるとした。
また、今季ツアーの新規大会を5月8日から開催することを明らかにした。諸星会長によると、海外ツアーとの共催となる見通し。昨年12月の25年日程発表では、大会数は24年から4増4減の24試合となっていたが、今回の新規大会によって1増の計25試合となる。
さらに、各大会の順位を点数に換算したランキングをシード付与の指標とするポイント制を来年のレギュラーツアーから導入することが決まった。JGTOは今年からの導入を目指していたが、大会主催者の反対で見送られた。