日ハム・清宮 勝負の6年目へ求められる「悪癖」改善

2023年1月27日(金)12時11分 ココカラネクスト

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 新球場エスコンフィールドの開場も控える今季、日本ハムのロマン砲、清宮幸太郎内野手(23)に期待が高まっている。

 チームでは主力の近藤がFAでソフトバンクに移籍、その穴を誰が埋めるのかが注目される中、清宮は「誰よりも本塁打を打つ」と腕をぶす。

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 今年は高卒で入団し、プロ6年目を迎える。オフは恒例となったソフトバンク・柳田との合同自主トレに参加。昨年は18本に終わった本塁打に関して、「30〜40本は打ちたい」と倍増を誓った。

 そんな清宮に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、日本代表コーチも務めた野球評論家の高木豊氏は26日に自身のYouTubeチャンネルを更新。日本ハムOBの岩本勉氏と今シーズンの清宮のパフォーマンスを占った。

 岩本氏が清宮の今季の本塁打数について「(30本塁打を)いってほしい、いける選手やと思っています」と熱弁、すると高木氏も同様の見解を示した上でクリアすべき課題も示した。

 高木氏は清宮の打撃に関して「高めと低めの、自分がどちらを狙うかっていう、これが分かってないような気がするんだよ、彼は。高低関係なく振るでしょ」と言及。

 確かに清宮に関してはほかの球界OBからも「打てるゾーンの見極めができていない」という指摘の声もあった。高木氏はこの点について「あの子はローボールヒッターだな。高めはもうほっておいていいよ」と踏み込んだ。

 打てる球をしっかり見極めた上でシーズンに臨めば「あの子は間違いなく、30本は今年クリアできるよ。高めに手を出さなかったらね」と条件付きながら背中を押す。

 昨年は129試合に出場、打率・219、18本塁打、55打点とキャリアハイの成績を残した。今シーズンはどれだけ「上積み」を示せるか。新球場での大暴れを期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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