【根岸S】東京で4戦全勝 ロードカナロア産駒の期待の大器が重賞初制覇に挑む 大舞台へ賞金加算狙う
2025年1月28日(火)6時0分 スポーツ報知
大舞台へ賞金を加算したいコスタノヴァ
◆第39回根岸S・G3(2月2日、東京競馬場・ダート1400メートル)
期待の大器が、4戦全勝の東京で重賞初制覇に挑む。ここまでダート7戦5勝、根岸Sに出走予定のコスタノヴァは、2走前の欅Sで昨年の根岸S覇者エンペラーワケアを完封。その後の武蔵野Sも快勝し、G1候補の呼び声高い素質馬を2頭のマッチレースの末に1馬身1/4差置き去りにした。太田助手は「出来がすごく良かったというわけではないけどあの競馬」と驚きを隠せない。ロードカナロア産駒の底知れないポテンシャルを知らしめた一戦だった。
前走のクラスターCでは重賞初挑戦Vを狙ったものの6着。キャリア初の6ハロン戦に加え、ゲートで遅れる厳しい展開。さらに「前走は武蔵野Sを使う予定だったが外傷で使えなかった」と調整過程も順調とは言えなかっただけに今回が改めての一戦になる。
22日の美浦・Wコースでの併せ馬では最後の直線で鞍上が軽くうながすと、スッと加速する反応の良さを披露。5か月半ぶりとなるが、右肩上がりに状態を上げている。「何とか勝って賞金を加算したい」と同助手。今後の大舞台を見据えると負けられない一戦となる。