ＷＢＣ日本戦を控えるオーストラリア、大谷翔平との対戦に興奮「クレイジーな出来事だ」「本当にエキサイティング」

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　対戦国の選手も、日本との試合を心待ちにしていることが伝えられている。

　３月に開催されるワールドベースボールクラシック（WBC）の日本代表に選出され、活躍が期待されている大谷翔平。多数のメジャーリーガーの参加が予想されるなど各国スターが集うこととなる今大会でも、やはり大谷への注目度の高さは群を抜いているようだ。

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　大会１次リーグでの対戦が決定しているオーストラリアの国内メディア『ABC Australia』は公式サイト上において、二刀流スターとの対戦を目指す自国選手の声を紹介している。

　同メディアは「この天才的な日本人は、野球界で何が可能で、何が不可能かという、これまでの常識を塗り替えてきたスーパースター」と評しており、「今年３月に開催される野球の国際大会ＷＢＣに出場する日本代表選手のなかで最も注目されている選手」とも綴っている。

　それに対し、自国のプレーヤーにはアメリカのマイナーリーガーが多いことなど、境遇の違いを示しながら「この２つの国は、今まさにぶつかり合おうとしている」として、両国の対戦の意味合いを強調。その上で、大会のメンバー候補でもある捕手のアレックス・ホールが「素晴らしい経験になるだろう。オオタニに直接会うだけでもクレイジーな出来事だ」と語ったと記している。

　また、他の選手も同様に対戦を歓迎しているとして、昨年１１月の日本で行われた強化試合にも出場したウルリッヒ・ボヤルスキーも「世界最高の選手と対戦できるのは、本当にエキサイティングなこと。忘れることのできない思い出の一つになるだろう」とコメント。大谷への称賛の言葉を並べている。

　もちろん、試合への強い意気込みを話す選手の声もあるようだ。同国代表のキャプテンを務め、普段は消防士としても活動すると言うティム・ケネリーは「日本は明らかに私たちに比べて本当に優れたチーム、大きな戦力を持っている」とチーム力の差を指摘するも「試合を通して我々が日本を上回ることもできるだろう」と勝利への意欲を覗かせている。

　加えて同メディアも「２０１７年のＷＢＣと２０１９年プレミア １２トーナメントの両方で対戦した際、数イニングで日本をリードした」として、過去の対戦で優位に立った場面があったことを振り返った。

　スーパースター、大谷の存在を認めつつも、勝利を目指すべく大会に挑むオーストラリアチームの想いが伝わる今回のトピック。３月１２日に行われる日本との対戦がどんなゲームとなるのか非常に楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]