ドルトムント、”好調”レヴァークーゼンに2発完勝!…リーグ戦3連勝でCL出場圏内の4位に浮上

2023年1月30日(月)3時25分 サッカーキング

ドルトムントがレヴァークーゼンに2発完勝![写真]=Getty Images

写真を拡大

 ブンデスリーガ第18節が29日に行われ、レヴァークーゼンとドルトムントが対戦した。

 現在リーグ戦5連勝中と波に乗っている9位レヴァークーゼン。今節はリーグ戦3連勝を目指す6位ドルトムントを本拠地に迎えた。レヴァークーゼンはムサ・ディアビやフロリアン・ヴィルツらが先発出場。対するドルトムントはジュード・ベリンガムやカリム・アデイェミらに加え、精巣がんによる治療から復帰したセバスティアン・ハラーがスタメンに名を連ねた。

 試合は序盤から拮抗した展開に。レヴァークーゼンは強度の高いプレスでボールを奪うと、縦に速い攻撃でドルトムント陣内に侵入していく。2分にエセキエル・パラシオス、5分にナディーム・アミリがボックス外から強烈なミドルシュートを放つも、得点には至らず。対するドルトムントはボール保持率を高めつつチャンスをうかがっていくが、相手守備陣の攻略に苦戦しなかなかシュートに持ち込めない時間が続く。

 両チーム通じて最初の決定機は16分、ヴィルツのスルーパスでボックス内右に抜け出したディアビがワンタッチから右足を振り抜く。しかし、強烈なシュートはドルトムントのGKグレゴール・コベルの好セーブに阻まれ、枠の外へと外れた。

 試合の均衡が破れたのは33分、ドルトムントは相手陣内でボールを奪うと、ユリアン・ブラントがベリンガムとのワンツーでボックス内右へ侵入。中央にグラウンダーで折り返すと、ゴール前でハラーがスルーしたボールを最後はアデイェミがゴール左下隅に流し込みネットを揺らした。その後は両チームともに決定機を作り出すことはできず、前半はドルトムントの1点リードで終了した。

 1点ビハインドのレヴァークーゼンは48分、ディアビがボックス内左に侵入しシュートを放ったが、GKコベルのセーブに阻まれ同点弾とはならず。そして直後の53分、スコアボードを動かしたのはまたもドルトムントだった。右サイドを攻略したマリウス・ヴォルフがボックス内に侵入しゴール前に速いクロスを供給。飛び込んだベリンガムの背後でレヴァークーゼンのDFエドモン・タプソバにボールが当たりゴールに吸い込まれた。ドルトムントがリードを2点に広げる。

 その後は再び拮抗した展開に。ボール保持率を高めるレヴァークーゼンは前線のディアビやアミン・アドリらを中心にチャンスを作っていくが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、ゴールネットを揺らすことはできず。対するドルトムントはボールを奪ってからのカウンターを起点にチャンスをうかがっていく。74分、右サイドからのクロスにベリンガムがヘディングで合わせるも、シュートは惜しくも枠の左へ。直後の76分にはレヴァークーゼンにチャンス。ディアビがボックス内左に侵入してシュートを放ったが、GKコベルが左足でセーブし得点には至らない。

スコアが動くことなく、試合はこのまま0−2で終了。ドルトムントはリーグ戦3連勝でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となる4位に浮上した。一方のレヴァークーゼンはリーグ戦6試合ぶりの黒星を喫している。次節は現地時間2月3日に行われ、レヴァークーゼンはアウェイでアウクスブルクと、ドルトムントはホームでフライブルクと対戦する。

【スコア】
レヴァークーゼン 0−2 ドルトムント

【得点者】
0−1 33分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
0−2 53分 エドモン・タプソバ(OG/ドルトムント)

サッカーキング

「ドルトムント」をもっと詳しく

「ドルトムント」のニュース

「ドルトムント」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ